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リンク切れ04:もとのリンク先を探す

★この項目は、MOS Excel Expertの試験範囲です

リンク切れの対処方法として最も理想的なのは リンク先の更新 です。

しかし実際のお仕事の現場では、正しいリンク先不明はよくある事です。
とりあえず コピーを作ってマスター(未修整のまま残す)をキープして
から リンク解除 で急ぎの仕事を済ませ、余裕のある時にリンク切れになっているデータの もともと保存してあった場所 と 名前(ブック名)を特定。
「たぶんコレだ」となんとなくリンク更新するのはやめましょう。
トラブルのもとです(;^_^A

正確に特定して、取引先様や担当者に確認すると スッキリ解決! なんてことも多いです。

マスター(もしくは、新たにコピーして作業用ブックを作る)で確認していきます。

エラーを選択してから「リンク先を開く」をクリックすると
申し訳ございません・・・が表示される

最後に表示された確認メッセージをメモしましょう。

申し訳ございません。
C:\Users\ユーザー名\Documents\ExcelNote_リンクB\商品データ_リンク切れテスト用.xlsx
が見つかりません。
名前が変更されたか、移動や削除が行われた可能性があります。

読み方は、リンク切れ01:リンクの記述 を参考

商品データ_リンク切れテスト用.xlsx というExcelブックが行方不明だと確認できました。
※末尾に .xlsx とついているデータはExcelブックです

データの保存場所は
C:\Users\ユーザー名\Documents\ExcelNote_リンクB
ここだったようです。

Excelのリンクは、保存場所が変わってしまうと自動で更新されません。
リンク先の更新 を行い、最新の保存場所に変える必要があります。


Microsoftの公式解説によると
ブックで使用されているすべての外部参照を自動的に検索する方法はありません。
※外部参照とは、リンクの事です

検索機能を駆使してリンク(外部参照)している部分を探し出す事は可能ですが、エラーの原因になっている部分だけを特定する簡単な方法は無いようです。
ブックを開く時のメッセージ確認が、シンプルで確実です。


【関連note】
リンク切れ01:リンクの記述
リンク切れ02:リンク先の更新
リンク切れ03:リンク解除-値に変換
リンク切れ04:もとのリンク先を探す


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