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【ネタバレ無】アリスとテレスのまぼろし工場、これは何なのだ?

映画を見てきました。
「アリスとテレスのまぼろし工場」です。以下「本作」。

少し前に「響けユーフォニアム」の映画を見に行った際に予告を見て「ああ、なんか好みの子が出ているじゃないか」と思いTODOリストに乗せておくくらい期待をして見に行きました。

こちら予告です。
(ちなみに「まさみね、女!」と言っている子に一目惚れしました)

その結果というか、感想というか。
ネタバレ無しで書いていきたいと思います。
noteで映画の感想を書くのは初めてなのですが、それには理由があったりしますのでそれはおいおい。

まずは見に行った直後の感想ツイートから。

ファプタ、というのはメイドインアビスという作品に出てくるキャラクターのことで、声優の久野美咲さんが本作の「まさみね、女!」のキャラと一致していることでこの感想になりました。

そして続きのポスト(ツイートと言わない現代への迎合性)


ここまでで、ある程度「察し」な気がしますが、いくらネタバレ無しとはいえ私はほぼ声優さんの感想しか言ってません。

というか「それくらいしか言うことが無い」です。
もちろんネタバレ有りで感想を言えば、色々と出てくるかも知れません。
しかし、本作は「要所要所の見せ場はきれいだし面白かった。しかし、なんとなくまとまりが無くて入り込めなかった」
これに尽きてしまうのです。
期待が大きかったのかも知れません。
監督脚本の岡田麿里さんは「荒ぶる季節の乙女どもよ。」で好きになり、色々と調べると
「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」
「さよならの朝に約束の花をかざろう」
も岡田麿里さん監督じゃないですか。これは素晴らしい。期待しか無い。
といった具合です。

少し残念でしたが、つまらなくは無いのです。
先述している通り、面白いシーンは色々ありました。
映画館なのににやけてしまう所とか、「おいまじかよ」と思う所とか、画面の綺麗さ、特に終盤のあれとそれが交わり合う所とか、「ほえーきれいだなー」と口を開けて夢中で見ることが出来ました。

しかし、あまりに印象に残るシーンが少ない。
そして心をくすぐるようなセリフもない。ただただ、登場人物が好き勝手に行動して、その行動に至った経緯が分かりづらかったりする。
群像劇が得意と言われている岡田麿里さんだから出来ることなのかもしれません。
もっと大衆向けのものが見たかったかなという気持ちでした。
これは私の期待の方向が間違ったせいでもあるんですが。

そんな感じで、「ものすごく甲乙つけがたい。むしろつけるのが失礼」な作品だと思うので、中途半端な状態で感想を書いてみました。
「つまらなくないのに、面白くはなかった」という感想が第一に出てきてしまいました。
多分そういうのは「好みではなかった」というところで落ち着くのでしょう。
そして逆に岡田麿里作品をもっと見てみようと思ったのも事実です。
もっと岡田麿里を知っていけば、面白くなっていくのではという感じもしました。
結構叩かれるんじゃないかな、と思いながらキーボードを叩きましたがいかがでしょうか。
割りと見た人でああだこうだ言うのにちょうど良い映画な気もします。

もし本作を見て私に文句を言いたい方、ぜひお待ちしております。
それでは。



おまけ
noteで映画の感想を書かなかった理由は
「めっちゃ良かった。めっちゃすごかった」で大体終わるからです。
なんというか、映画の感想を書く原動力というのは、私の中でポジティブなものだと思っていました。
なのでこんなクソみたいな感想しか出てきません。
これ、エッセイとして成り立たないです。な
ので今まで書いていませんでした。
だから今回は……割りと複雑な心境だったので書いてみました。
とりあえず、ブルーレイになったらもう一度、見たいは見たいです。


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