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雪国出身者は寒さを感じない新人類ではない。

 大寒波への警戒が続く今日この頃、ふと次の言葉を思い出した。

「今日は寒いね。雪が降るらしい。あ、でもサラリーマンEconさんは雪国に住んでたから大丈夫か」

これは雪国から関西圏に引っ越してきて一年目にかけられた言葉だ。

確かに私は雪国に住んだことがあるが、寒さを感じない新人類か何かではない。

積雪を見ても「ああ、そうか」としか思わないだけの一般人に過ぎない。

「車を降りる時にワイパーを上げておくといいですよ」とウンチクを垂れる一般人に過ぎない。

寒さ厳しき折どうかご自愛ください。


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