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駐妻に病み期って付きものですか?

ロンドン駐在妻になって数か月。
渡英直後は異国での新生活に楽しく刺激的な毎日を過ごしていたのですが、
最近、病み期にどっぷり浸かっています。

1.自分の存在意義を見失った

帯同前、私はいわゆる大手企業で7年間フルタイム会社員をしていました。社会の一員として「職場」という居場所があり、自分の労働対価として「給料」というご褒美を手に入れることが好きでした。

帯同に備えて仕事を辞めたことで、自分の居場所を失ってしまったような気がします。生産性のない日々が長くなるほど、「社会から必要とされていない感」が私を責めてくるような、そんな気分です。

2.自由すぎて、逆にツラい

無職になってから、私の生活から「タスク」が無くなりました。
毎朝夫を仕事に送り出した後、今日は何をして一人時間を過ごそうかなと考えます。しかし、自由すぎると、かえって自分のやりたいことが分からなくなるものです。

臆病な人間である私は、今日も家に引きこもることを選びます。
退職と同時に書き始めた日記帳も、しばらく書けていません。
キラキラで充実した生活を記録していくつもりだったのですが、変わり映えのしない日々に、書くことがないのです。

3.夫と比べて落ち込む

海外赴任したいという夢を叶えて異国で働く夫。
仕事の新しい目標ができたり、人脈が少しずつ増えたり、どんどんと成長していく夫。
夫の成長は、妻として純粋に嬉しいです。
ですが、変化のない自分との差をふとした瞬間に感じてしまい、
置いて行かれてしまった気がして落ち込みます。

4.お金を使うことへの罪悪感

夫からは有り難くお小遣いを貰っています。
ですが、なんだか気持ちよく使えません。
私自身が稼いだお金ではないからでしょう。
物欲を持ってはいけない立場なのではないかという気持ちが心の片隅にあるのだと思います。

こんな感じで、絶賛メンタルが弱まっているところです。
仕事をしていた頃は、専業主婦に憧れすら抱いていたのですが、
いざ自分が無職の駐在妻になってみると、悩みがわんさか出てくるんですよね。結局のところ、ないものねだりなのかもしれません。

と言っても、駐在妻生活はまだ始まったばかりなので、何とかして気分を上げていきたいです。


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