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第2期VPL第1節で+160.1という大記録が生まれたと聞いておじさんは見に行ってきました

こんにちは、VPL(Vプロ)のnoteをそこそこ書いている麻雀note書きおじさん(笑)です。

VPLをよく知らない方は、まず公式HPをご一読いただくのが早いかと思われます。

リアルの麻雀プロ団体が、Vtuber(ヴァーチャルユーチューバー)のガチな麻雀リーグを運営するってのが面白い試みだと、私は思いまして。それで、VPLが形になる前から注目するようになり、気がついたらそれなりの数のnoteを書いちゃいました(笑)。

おかけで、公認選手の何人かは私の名前を知ってくれているみたいです。なんかすいません。もちろん個々の配信を拝見しておりますが、恥ずかしいのでチャット欄にコメントしづらくなりました(笑)。かくなる上は、日本プロ麻雀協会さんかRMUさんから何かいただければと存じます(笑)。

というわけで、第2期もnoteを書いていきますか。
トップ画面出典:【Vプロリーグ】第2期V-pro league第1節【VPL公式】




え?2位とダブルスコア!?

第2期VPLのリーグ戦第1節が2023年11月18日に行われたので、早速私はリアルタイムで視聴しました。

私は「VPL箱推しおじさん」なので、基本的に本配信だけを最初に見るようにしています。ていうか、その時は忙しくて、複数画面を見るのは無理な状況でした。

VPLの本配信は、なぜか事件が発生します(笑)。第1期の第2節では、

ガセさん(松ヶ瀬隆弥プロ)の頭頂部がなくなっている(笑)。グリーンバックって、緑や青のものと相性が悪いんですよね。そうか、スイカ王なのに髪色を緑色にしないのは、そういうことだったのか〜(たぶん違う)。

第2期でも、早速おかしなことになっていました(笑)。冒頭から、どうもたかちゃん(多井隆晴プロ)の様子がおかしい。どうやら、『たかちゃんねる』のスタジオにいたたかちゃんに、実況スタジオの音声が届いていなかったようです。がんばれVPL!

もちろん、本配信だけでも十分楽しめました。しかし、配信の終盤で、何やら凄いことが起きたと大騒ぎになります。出場72選手のスコアが発表されたのですが、

最上段で見たことない数字

3半荘でトップが267.5ポイント??しかも、3回戦が160.1ポイント????VPLはMリーグとほぼ同じルールを採用しているので、1試合で140100点を叩き出したことになります。Mリーグは6シーズン目を迎えていますが、過去最高スコアは112700点です。それを3万点近く上回ったので、ヤバいなんてものじゃない!!!

よく見ると、第1節で3戦3トップはただ1人だったんですね。そのため、2位の「細谷拓真の弟子」選手とダブルスコアに近い差が生まれました。まだあと4節12試合もあるとはいえ、早くも大きなリードができた夢見エルノ選手の配信を、見ないわけにはいかないでしょう。いったいどうしたら14万点などというビッグスコアが取れるのか、単純に見たいじゃないですか。


だったらおじさんがその目で確かめようじゃないか

というわけで、夢見エルノ選手視点の配信を見てみます。

少し飛ばして東2局。最初の親番が来ました。

動画の1:38:07あたり

まだスコアはそんなに動いていません。しかし、

2:06:54(上のおよそ30分後)

左上と真ん中辺りの数字に注目しましょう。「9本場」「103000点」!!!!なんと、東2局で10万点を超えちゃいました!もちろん、動画で見てもらうのが何よりですが、東2局のスコアだけ記しておきます。

東2局0本場:2000点
東2局1本場:9600+300点
東2局2本場:7700+600点
東2局3本場:流局(2人テンパイ)
東2局4本場:1500+1200+リーチ棒1000点
東2局5本場:12000+1500点
東2局6本場:4000オール+1800点
東2局7本場:2600オール+2100点
東2局8本場:4000オール+2400点
東2局9本場:横移動

なんと、東2局だけでアガリ8回!すべて満貫以下でしたが、アガリを重ねて10万点に届きました。てっきり役満をアガったと思っていましたが、そうではなかったんですね。ちなみに3本場の流局は、他家からダブリーが来たのをかいくぐり、テンパイまでこぎ着けたものです。

その後は少々点棒を減らしますが、2度目の親番となる南2局でも、勢いは衰えませんでした。東場とはうって変わり、

ドラ5
0本場
ドラ6
1本場

親で跳満と倍満をアガり、2局で42000点を上乗せしました。

段位戦ではまず見ることはない数字

結局、1半荘だけでアガリ12回という信じられないことが起きて+160.1ポイント(140100点)が達成されたのです

私なりにこの大記録が達成された理由を考えてみますと、

  • もちろん配牌など運に恵まれていた

  • 打点重視というよりも速度重視の打ち方

  • 超強気で押しまくってなかなかオリない

  • 途中から3人とも箱下に飛ばすことを目標にした貪欲な姿勢

  • Σリーグの経験が生きた

こんな感じでしょうか。とにかく、いろいろな要素が重なって、大記録が生まれたのではと考えます。ちなみに、Σリーグってこれですね。

VPL公認選手をはじめ、リアルのプロとか魂天勢とか、結構な方々が参加しています。このメンツで経験を積めば、そりゃあ腕は上がりますよ。やっぱり実戦感覚って大事ですね。

おじさんは麻雀の腕に自信などないので(笑)、麻雀の内容に関して書くのはこれが精一杯です。とにかく見てほしいのは、試合中の選手がどんな感じで試合に臨んでいるのか、その時に話している内容を聞いてほしいですね。「手汗が凄い」とか「行け!もがけ!」とかなんて、リアルの試合じゃ聞けないですよ。あとは、試合終了直後に「+160.1」を見て呆然とするエルノ選手にも、味わい深いものがありました。

そうそう、VPL公認選手には、1人ずつ自己紹介動画がありますね。そういえば、エルノ選手は…

「ほぼ毎日ファンと寝ているVtuber」でした。語弊(笑)。念のため補足しておきますと、エルノさんは夢魔なのね。寝落ち配信をしているだけですよ。


やっぱりVPLは面白い!そして…

といった感じで、私はVPL第2期第1節を楽しみました。しかし、ここで「満喫」や「堪能」という言葉は使えません。なぜなら、私はVPLの配信を全て見てはいないから。

VPLの配信って少なくとも本配信プラス選手個人の配信が必ずあります。VPLの公式HPにも、「VPL試合形式」(Rules)として、

試合は5分間のディレイを付けた配信をしていただきます。声、動作キャプチャー、配信内容にて、事務局は対局管理をいたします。

出典:https://vpl2023.com/

というものがありますね。つまり、1節で73もの配信が同時に行われているわけです。私がこのnoteで扱ったのは、73分の2でしかありません。果たして、73配信を同時に見たという猛者はいたのでしょうか(笑)。いや、同時ではなくても、全部見たという人を私は尊敬しますよ。

この「配信しながらガチのリーグ戦で麻雀の試合をする」というのが、VPLの醍醐味といえるのではないでしょうか。リアルの麻雀プロだと、試合中に自分が考えていることを話すなんてありえませんからね。真剣勝負をしている選手の心情がダイレクトに伝わる麻雀の大会って、滅多にないですよ。

この手の大会って、神域リーグをはじめ、かなり増えてきましたよね。でも、こういった雰囲気を苦手にしている人もいるのじゃないのでしょうか。ていうか、未だにVtuberが受け付けないって人が多いかも?

たぶんですけど、「画面の向こうではどうなっているのかわからん」って考えている人がいるのでしょうね。確かにVPLって、あくまでデジタル画面の上での出来事ですから。麻雀界隈でVtuberがなんたらかんたらというトピックは、私も聞いていなくもない。

でも、私からすれば「それをまだ言う?」ですよ。大丈夫ですって。VPLにはプロ2団体が合同で関わっているし、参加選手の中にはリアルのプロもいますから(この際「設定」とかは無しですw)。もし不正行為なんてやったら、VPLどころか麻雀業界が終わるよ?もちろん対策しているに決まっているじゃないですか。

やたら批判したがる人が多い件といい、世の中には考え過ぎな方が多いんですよね。まず大事なのは、何も考えずにひたすら楽しむことではないでしょうか。楽しむための提案なら少しは聞けるかもしれませんけど、あまりにも老婆心が見え隠れするものはいらないですよね。まずはVPLの試合内容だけを見てそれから判断してもいいんじゃないでしょうか


おしまいに

後半は愚痴っぽくなってしまってゴメンナサイ。最後にポジティブなことを書かせていただくと、「みんな配信しながらなのにしっかり麻雀を打てていてスゴい!」ですよ。ネトマってわりと大味で攻撃重視な麻雀になりがちですけど、VPLの選手はしっかりオリや守りもできていますよね(エラそうですいません)。プロの麻雀リーグとしておすすめしても、違和感を持たれないのではないでしょうか。

あとは73配信をどう攻略するかだなぁ。見るだけでも大変ですけど、73も配信があれば飽きることはないですね。さすがに私1人で72選手分のnoteを書く暇はないので、有志の登場を待ちたいと思います。ギャランティが発生するのなら考えますけど(笑)。



追記:11月25日・26日に、「牌響戦」なる大会が行われましたね。上が1日目、下が2日目。

サムネだと2つの区別が(笑)。まだ歴史の浅いチャンネル(Vtuber事務所?)みたいですけど、千羽黒乃さんを解説に招いたりと、しっかりした配信でしたね。2日間にわたり、多くのVPL公式選手が大会に参加していました。私がお世話になった方々もいます。


以下、個人的な感想を。

まずは夢見エルノ選手、初日のラスを取り返す、2日目のトップはナイス〜。あかるん選手、私は配信で遊びに行ったことがありますけど(まだnoteにはなっていない)、あの日と同じように見事な打ち回しで連日のトップでした。海原凪選手、ギャルでも私の恩人ですが、千羽師匠と解説席で共演している時には明らかに猫を被っていてワロタ。

そして、私が勝手に選ぶMIP(最も印象的だった選手)は、夏宮らむね選手です。VPL公認選手じゃないけど、そして初心3だけど、見事なトップでした。

表ドラ三萬・裏ドラ三萬
8000オール

これだから麻雀はやめられないのですよ。

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