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【第1回】GIGAスクール構想について考えてみた

今日は、文部科学省が進める「GIGAスクール構想」について考えてみたいと思います。ただ、奥が深そうなので、いくつかのnoteに分けてまとめてみますね。お時間が許す限り、お付き合いいただけると嬉しいです。

GIGAスクール構想って?

GIGAスクール構想とは、Society5.0時代に生きる子供たちの未来を見据え、児童生徒向けの1人1台学習用端末と高速大容量の通信ネットワークを一体的に整備し、多様な子供たちを誰一人取り残すことなく、公正に個別最適化された創造性を育む教育を、全国の学校現場で持続的に実現させる計画のことです。

GIGAスクール構想のGIGAは単位のギガ?

「GIGAスクール構想」のGIGAとは、単位のギガバイト(Gigabyte)のギガではありません。Global and Innovation Gateway for Allの略称です。
つまり、みんなが国際舞台(Global)と革新的創造(Innovation)の扉を開けることのできる学校にしていきましょうということですね。

Society5.0時代って?

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Society5.0時代とは、IoT(Internet of Things)、ロボット、人工知能(AI)、ビックデータ等の新たな技術をあらゆる産業や社会生活に取り入れて今までにない価値を創出し、一人一人のニーズに合わせながら社会的課題を解決する新しい社会のことです。
狩猟社会(Society1.0)、農耕社会(Society2.0)、工業社会(Society3.0)、情報社会(Society4.0)に続く新たな社会として、サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する人間中心の社会がSociety5.0です。
更に詳しく知りたい方は、内閣府のホームページをご覧ください。

GIGAスクール構想の推進は、なぜ必要?

社会のあらゆる場所でICTの活用が日常的なものとなっていますが、社会を生き抜く力を育み、子供たちの可能性を広げる場所である学校は時代に取り残されています。世界と比較しても、日本の学校におけるICT利活用は大幅な後れを取っています。
Society5.0時代を生きる子供たちにとって、学習用端末は鉛筆やノートと並ぶマストアイテムです。そのマストアイテムとICTを利活用した新たな教育の技術革新は、多様な子供たちを誰一人取り残すことのない公正に個別最適化された学びや創造性を育む学びにも寄与し、特別な支援が必要な子供たちの可能性も大きく広げます。
また、統合型公務支援システムを始めとしたICTの導入・運用を加速していくことで、出欠管理や授業準備、成績処理等の負担軽減にも寄与し、学校の先生方にとっての働き方改革にも繋がります。

だから、GIGAスクール構想の推進が必要なんですね。
うーん、なかなか奥が深い…
今回は触りの部分だけになってしまったので、引き続き、GIGAスクール構想について深堀りしていきたいと思います。

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