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フッド:ザ・ビギニング

何故この作品に辿り着いたか、よく分からないけれど、観終ってから、製作にレオナルド・ディカプリオが参加していることを知り、そう言えば主役のタロン・エジャトンはエルトン・ジョンの役をやっていたな、などと思い出したりした。

ドキドキしっぱなしで、エンタメとしては良い。でもなぜ鉱山で働く人の中で、マリアンだけあんな綺麗な服を着ているのか、とか、細かい突っ込みどころが満載でもある。これはいつの時代なんだ?!

ジョン(ヤキヤ)役のジェイミー・フォックスが一番良かった。その存在感はさすが。フォックス氏は歌唱力や演技力、人を引き込むユーモア、とにかく多才で色々な賞を受賞しているけれど、その辺にいる「おっさん感」もあって、大好きだ。

映画よりジェイミー・フォックスの話題になってしまった・・・。

この作品では、最初フッドは恋人とただ幸せに暮らすことしか考えていなかったが、徴兵され、前線で敵であったヤキヤとの運命的な再会により、もっと大きな目的を見出す。中略。最終的には人々が殺し合うのを見ていられなくなって領主であった自分が盗賊でもあったことを公表する。ストーリーは分かりやすい設定になっていて、舞台はイングランドだけれど、このヒーロー感を醸し出す製作はやはりアメリカ映画だ。

終末は、続きのありそうな終わり方だったが、果たして次の『Hood』があるのだろうか。



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