見出し画像

怒涛の・・・そして感謝の11月

最近の投稿はただの記録になっている。こんなんでも読んで下さる皆様に、感謝いたします。


トップの写真は娘とランチした「Peter Pane」という北ドイツはリューベック発祥のバーガー・グリルレストラン&バー。現在は51店舗あるらしい。街のあちこちで見かけるけれど娘も私も初めて入った。私はクラシックバーガーのチーズをチェダーにしてもらい、フレンチフライを付けた。バーガーもフライとても美味だった。オリジナルのソースがテーブルに数種類あって(無料)私はFruchtspiel というフルーティーなソースにしたが、これがとても美味しかった。それ以外のソースも有料で選べる。娘は大皿のフレンチフライに牛挽肉のこってりしたソースがかかったものとグアカモーレ。ドリンクもバラエティに富んでいて迷ってしまう。料理が出るのも早く、店員さんがとてもフレンドリーで、店を出る時もすれ違う店員さんは全員目を合わせて挨拶してくれた。

なんだか先日のホテルの(五つ星だったが)頼りないサービスとは雲泥の差。またバーガー食べたくなったらそこに行こう。トイレには「Peter Pane」のオーディオストーリーが流れていた。店のサイトでも聴くことができる。



娘はまた隣国に帰ったのだけれど、ここにいる間は毎週末会っていた。にもかかわらず、私の誕生日プレゼントは手渡しでなくサプライズの宅配にしてくれた。それはいいのだけれど、どうやら私の名前を入力せず大家さんの名前だけで送ってしまったらしく、不在票もあったし留守中テラスに届いた花束の入った箱は同じく11月生まれの大家さん宛のものだと思った私は、休暇で旅行中の大家さんにメッセージを書いて「お花らしきものが届いていますが、開封して花瓶に入れたほうがいいですよね?」というお伺いを立てた。大家さんは大喜びで「開封して飾っておいてください!」と返事。

一方娘は、同じ日の夜、私がサプライズを受け取ったという返事をいつになってもしないので「宅配届かなかった?」と訊いてきた。不在票が私宛にも一枚入っていたので、週末に郵便ステーションに取りに行くつもりだと言うと「週末では遅い!生(なま)物だから〜〜!」と。そこで初めて花束を送ってくれたことを知ったのだけれど、不在の時は花束でもピックアップステーションに置かれるのか??と疑問に思いながら翌日早起きして出勤前に慌ててピックアップしに行く。しかも車を持っていないので徒歩で往復45分、気温0度の中をゼーゼー言いながら。ステーションで不在票を渡し、沢山の郵便物の中を探す職員さんに「花束だと思うのですが・・・」と言うも、冷淡な顔をして封筒を渡される。それは日本にいる友人からのプレゼントの入った封筒だった(ありがとう!!)。

ではテラスに置かれていたものが私宛の花であったのか?!とようやく思い至った(アホ)私は、娘に「ちゃんと宛名書いた?花屋さんは〇〇?」と確認。そして娘の「それ、私の送ったやつ」発言あり。


大家さんには正直にメッセージを書いて謝罪。ぬか喜びさせてしまい申し訳ない。仕事も通常通りして、旅行中の大家さんの猫の餌やり・トイレ掃除なども朝晩やっているので、郵便ステーションの営業時間内に花だと思い込んでいたものをピックアップに行くのが超しんどかった。いや、しかしこの母にしてこの子。

ドイツ人のよく言う「Immer mit der Ruhe」=「常に落ち着いて」を改めて肝に銘じる。

それにしても、大家さんの誕生日も近かったり、私宛の不在票も一通入っていたり、偶然なのか必然なのかよくわからないけれど、宇宙にしてやられた感があるな。


今日は早くも雪がちらついていた。この冬は寒くなるのかも?? 来る週は最低気温マイナス5度、そして雪の予報が出ている。クリスマス前の雰囲気としてはバッチリだ。必要かどうか迷ったけれど、スノーブーツを購入しておいて良かった。大家さんは「11月に雪かきの必要はおそらくないと思うので・・・」と言って休暇に出かけていったけれど、どうなることやら。北ドイツの冬が始まる。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?