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リンカーン弁護士

The Lincoln Lawyer (邦題 リンカーン弁護士)を観た。面白かった。

マシュー・マコノヒーはこういう役、似合うね。敏腕だけどアウトローな弁護士。何が善で何が悪か、なんてそれぞれの立場で判断が違う。恐怖に落とされても、軸を失わないミック・ハラーのタフさが見もの。

アメリカは訴訟大国、そして冤罪の数もきっと半端ない。この映画のようなことがあちこちで起こっているのだろう。誰かを救おうとするシステムが、一方で誰かを虐げる。やるせない。それはアメリカに限ったことではないけれど、この作品はとにかくアメリカ~ンな色しか出ていない。

マコノヒー氏の「Alright, alright, alright」が聞けたし。役者としての彼のまっすぐな自信はどこから来るのだろうか。色々なことを経験してきたに違いない強さと優しさがにじみ出ている。

氏はテキサス大学でラジオ・テレビ・映画学科で教鞭も取っているし、仕事には妥協を許さない姿勢で取り組み、色々な分野で活躍しているようだ。歌手のマイケル・ブーブレ氏は不眠症対策として、マコノヒー氏の就寝前の語りのアプリCalmをいつも聞きながら就寝するらしい(笑)。

次は、ヨーロピア~ンな作品を選ぼうかな。

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