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久々にジャンクが食べたくなって・・・

・・・近所のモスに行こうかと思ったけれど、スーパーで材料を買って自宅でハンバーガーとポテトにした。

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この厚さだから、もちろんナイフとフォークで食べた。写真では分かりづらいけれど、買ったハンバーガーと違いピクルスが山のように入っている。(単に好きだから)。バンズがちょっと焦げた。ポテトは子供が小さい頃からのやり方で、オリーブオイルと塩をまぶしてオーブンで焼く。マスタードは冷蔵庫にあったMaille(マイユ)のもの。なんだかちょっとヘルシーな、こだわりのジャンクフードとなった。

ハンバーガーと言えば、20年住んだ港町、ハンブルク。ウィキペディアから歴史を引用させて頂く→ 挽肉料理のルーツは遊牧民タタールに由来すると考えられているタルタルステーキに遡るとされている。遠征の際、馬を食料とした遊牧民が、筋張った肉を食する際に食べ易く工夫したことがハンバーグの由来とされる。ドイツに伝わったタルタルステーキは、ハンブルクで労働者の人気料理になるなど、ヨーロッパで独自の発展を遂げた。ハンブルクで船乗りらに売られていた料理 “Hamburger Rundstück” は「ハンブルクの丸いもの」という意味で、牛肉のステーキと目玉焼きを半切のパンにのせていた。これがアメリカ合衆国(米国)へ伝わり、「ハンバーガー」と略称されるようになった。18世紀より米国に移住したドイツ人が食した独自の挽肉料理を「ハンブルク風(ハンバーグ)ステーキ」と呼称するようになったもので、1891年の文献には既に「ハンバーガーステーキ」の文字が見られる。

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ハンブルクは私の故郷とも言える美しい自由ハンザ都市


こ、これは、ジャンクではなくて、伝統料理と呼んでもいいのではないか?!(笑) ドイツでは小型の丸いパンを今でも半切にして色々乗せて食べる。塩系も甘系も。

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花は乗せない・・・



カイザーゼンメルとかカイザーロールと呼ばれるハード系ロールパン(それほど固くない)↓

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ベルリンでは『シュリッペ(Schrippe)』と呼ばれるそうだが、ハンブルグではパン屋で「『ノーマーレス』ちょうだい」=「普通のちょうだい」とか「白いのちょうだい」とか言って皆買っているのがこれ↓ 全粒粉や雑穀が入っていなくて中が白いから。

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他にも半切にして食べる小型パンは色々ある。総称はBrötchenブロートヒェンである。

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いわゆるハンバーガーのバンズのように柔らかいパンではなくて、これらは全てハード系のパンだ。焼きたては外がカリッと中はモチモチで、私は気を付けて食べないと上あごを傷つけてしまう。そしてハードパンばかり食べていると、日本のパンが物足りなくなってしまう。今ではデパ地下などでもドイツやフランスのハード系のパンが簡単に手に入るから、時々買っている。でも日本でどうしてもドイツやフランスのパンと全く同じ味にならないのは、きっと水や粉、気候が違うからだと思う。

ジャンクフードからパンの話になってしまった。

さて食後は何を飲もうかな。

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