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フレンチ・ラン

CIA捜査官とスリの異色コンビが、パリで起こった一連の事件を最終的には一緒に解決していく。(ネタバレ→)事件にはテロに見せかけた別の意図があった。

この二人の主人公はアメリカ人ということになっているが、全くアメリカンな香りがしないのは、CIA捜査官ブライアー役のイドリス・エルバはロンドン出身、天才スリ マイケル役のリチャード・マデン(日本ではなぜかマッデンと書かれる)はスコットランドのレンフルーシャー出身、そして舞台はパリだからかも知れない。そして監督のジェームズ・ワトキンスもイギリス人だ。もう一人のCIA捜査官カレン役のケリー・ライリーは、どこかで見たことがあるな、と思ったらジュード・ロウ扮するシャーロック・ホームズの奥さんの役だった!

二人のはみ出し者っぷりと痛快なアクションで、なかなか面白かった。イドリス・エルバはほとんどのアクションをスタントマンなしで自分で演じるそうだ。リチャード・マデンはGOTでのロブ・スターク役とはまた全く別のキャラを見事に演じている。

二人のアメリカ人がパリを救うというのは、ストーリー的にはフランス人には受け入れがたいものがある気もするけれど、パリ好きな私は深く考えずに観て楽しんだ。

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