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『マトリックス レザレクションズ』

昨年、予告編だけアップしておいて観た感想を記録していなかったので、さらっと記録。

前作すべてから少しずつフラッシュバックしたシーンが織り交ぜてあった。まだ全作品を観ていない方はやはり時系列に観るのが良いと思う。繋がっているけれど、ひねりも加えてある。レザレクションズでは、Agent Smithのポジションが今までと違って微妙(役者もヒューゴ・ウィーヴィングからジョナサン・グロフに変わっている)だが、重要なキーとなる場面も。視聴者にSmithの行動の理由を推測させるように、全ては語られていない。作品のあちこちで、ブルーとレッドの色でメッセージを伝えている。

キアヌ・リーブスは相変わらずスタントも自分でこなしているのだそうで驚きである。


面白かったけれど、忘れている部分もあったから、全4作をもう一度初めから見直したらもっと消化できるかな、と思った。ほとんどの人が現実だと思っている世界が、実は仮想現実(ゲーム)であるというテーマは、やはり興味をそそる。

この世はただの「暇つぶし」・・・なんてことを感じることもある。魂はもっともっと大きな世界に属しているのだろう。

マトリックス、次もあるのだろうか。



ラナ・ウォシャウスキー監督(と現リリー・ウォシャウスキー監督、トム・ティクヴァ監督合作)の作品は『クラウド・アトラス』が大好きだ。輪廻転生を描いた長編である。




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