見出し画像

オブザーバーにどうやってなったの?【eスポーツクリエイターINTERVIEW】

こんにちは、ユウクリeスポーツ事業部のばやしです。
今回は、現役のオブザーバーとして活動している、くろまさん、ごりさんに
インタビューさせていただきました!!!

ばやし:ごりさんは、オブザーバーにどうやってなったんですか?

ごり:
実は、オブザーバーになろうと最初から思ったわけではなくて、スイッチャーの人手が足りないということで声をかけてもらって、eスポーツに関わり始めました。

ゲームスイッチャーをやっていくうちに、オブザーバーと仕事をすることも増えて、オブザーバー側の仕事も覚えたり、オブザーバーはどういうことを考えたり、どういう気持ちで役割を全うしているのか、理解することが必要だと思ったので、スイッチャーからオブザーバーになりました。ほとんどの人はオブザーバーからスイッチャーになると思うのですが、僕の場合は、逆でした。

ばやし:なるほど!その前段階として、大会運営する団体とはどういうきっかけで接点をもったんですか?

ごり:そもそも仕事として関わり始めたきっかけは、PJSというPUBGの国内大会があるんですけど、それを見るのがとても好きで。もともとプレイしていないタイトルだったけど、観戦だけでもすごく楽しいなと思ったんです。観るだけで楽しめるeスポーツに触れて、大会シーンを追っていくうちに、あるオフライン大会が開催させることになり、会場に足を運びました。

シーズン終わりのエンディングで、スタッフロールが流れたんです。そこに出てきた会社名を1つずつ調べて、音響とか、人材会社とかいろいろあるなかで、eスポーツ制作会社を見つけて、そこが運営しているeスポーツカフェみたいなのがあって。そこのアルバイトになったらeスポーツに関われるんじゃないかと思っていたら、アルバイト募集もタイミングよくあって、応募させていただき、採用されました。それが一番最初のきっかけです。

施設のテクニカルスタッフとして、アルバイトを始めることになって、まさにここ(e-create space)みたいな場所で音響・映像機材など触り始めました。

ばやし:ちなみに、、大会の会場で、会社名を一瞬で暗記したんですか?

ごり:いや、家に帰ってから大会の配信を見直して、スタッフロールで一時停止しながら、会社名を確認しました笑

ばやし:そうですよね、動画見れますもんね笑 
(変なこと聞いちゃいました笑)

インタビューの様子

くろまさんはどうやってオブザーバーになったんですか?

くろま:2020年に進学と同時に上京したんですけど、その頃は元々コミュニティ大会に関わったり、主催したり、開催される大会を配信したりしてました。活動しているうちにもっと深く関わっていきたいなと思い始めて、上京と同時に、とあるeスポーツの会社にアルバイトで入社しました。

ADになったんですけど、基本的には誰でも対応できる仕事、例えばお弁当を並べるとか、すごく簡単なことしかやらないんですけど、台本とか見る機会とかは全然あって。そこから知識を丸コピしたらダメですけど、参考にして1から作るのはオリジナルになると思うので、その会社での仕事を通じてインプットしながら、また自分で大会を主催したり、主催したい配信者さんやチームさんに営業していきました。

僕から「こういう大会やりたいなら、配信のクオリティもっとあげていきませんか?」「もっと質が高いものやってみませんか?」「外注会社はこのくらいの金額ですけど、僕は世間的な時給だとこうで、日給がこのくらいなので、うちだともっと安くできますよ」って提案したりして、経験を積み重ねていきました。
でも、いきなり配信できるようになったわけじゃなく、最初はOBSとかよく使うと思うんですけど、僕はVMIXという配信ソフトを使うようになったんです。

ばやし:あえてのVMIX・・?

くろま:VMIXって安価なソフトウェアなので、ハードウェアみたいな高い機材も必要なく、購入するだけで、高クオリティな配信ができちゃうんです。ただ扱いが難しいので買って放置してました。笑

でも、別の会社で業務委託として仕事をしはじめて、その会社がめっちゃVMIX使っていて、使い方、オペレーションの仕方がわからないといけなくなったんです。最初に社員さんから少しレクチャーしてもらえたことで、今まで以上にVMIXのことがわかるようになって、自分でも家で触るハードルが下がって、練習したり、他の案件に入った時にはそれまでの経験や知識を取り入れて、また社員さんから「こうやるんだよ」って教えてもらって、の繰り返しでできることが増えて、スイッチャーとかも担当するようになりました。

僕のeスポーツの入り口は、配信もないようなeスポーツ大会の主催でした。
自分で賞金を準備して、Discordだけでやってたところから、観戦(オブザーバー)もやりはじめて。配信はないけど観戦はうちはやります、という感じて観戦をやっていったら、じゃあ観戦できたから配信もやってみようとなって。 OBSを触って配信していくと配信の知識もついていって、アルバイトしてたeスポーツ会社での台本制作などノウハウも加わって、全部ピラミッドみたいに積みあがっていったんです。

ばやし:経験が全部つながっていったんですね🥺

くろま:この業界ってピラミッドみたいに、とがる必要があると思ってて。
何かしら技術、オブザーバーだったら、【観戦能力が高い】【理解度が深い】あるいは【めちゃめちゃキルを追える】、配信スイッチャーだったら【試合に関する知識がすごい】【機材のオペレーションやスイッチングスキル】、例を出すとRJLとかでライブをやったんですけど、その時のスイッチャーさんがすごいフェードとかカットの使い方がうまくて。そういった感じで、とがるのが必要かなと思っていたところで、だんだん自分自身もいろんな知識が積み重なっていって、とがっていくことができました。

ばやし:駆け出しのころから、提案営業もしてたんですよね?

くろま:そうですね。ほんとに最初のころなんですけど、コミュニティの人とか、Twitterとかでたくさん募集を見かけるじゃないですか。「うちの大会こういうのやりたいから、ちょっとお手伝い募集します」みたいな軽いものから、Vtuberさんや配信者さんがやってる「こういう配信やりたいです」っていうところまで、いろいろ連絡してみて自分が入り込めそうな隙間を見つけてました。

ばやし:この人は、こういうの欲してそうだな~みたいな?

くろま:そうですね。あと、実況者さんとか有名なVtuberさんは制作会社や代理店、事務所が関わっているので、個人には案件を任さないことが多いんですよね。だからこそ、自分が入り込める隙間はどこか、狙うために情報をたくさん追うことが大切でしたね。

ばやし:ここ営業かける余地ありそうだな💡っていうのを見極めてたんですね。ありがとうございます!!

以上、おふたりがオブザーバーになるまでのストーリーでした!
自分から求人を探して応募したり、自ら大会を主催してみたり、いろんな始まり方がありますね!

次の記事では、オブザーバー、スイッチャーが大会中に意識していることについてまとめていきたいと思います!!

__/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_

eスポーツ業界で活動の幅を広げたい人はこちら!

\希望や経験とマッチするお仕事が入ると声がかかる登録フォーム/

eスポーツのお仕事/求人の情報まとめアカウント!

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?