BC新潟対西武三軍 観戦記
初のライオンズのファーム観戦
去る5月27日、新潟県長岡市の悠久山野球場へBCリーグの試合を観に行ってきました。対戦カードは新潟アルビレックスBC対埼玉西武ライオンズ三軍。この試合はBCリーグの公式戦として行われました。
筆者はそれなりに長いファン歴を持つライオンズファンですが、実はファームの試合を観るのはこれが初めて。富山からライオンズの試合を観に行くとなると、どうしても一軍の試合が優先になってしまいます(旅費がかかりますしね)。一度、ファームの試合を観に行きたいと思っていたところ、車で日帰りできる範囲で試合があるというので観に行った次第です。
ライオンズの先発は渡邉勇太朗と発表されていました。かなり久しぶりの登板だし、どんなピッチングをするのだろう?と思っていましたが、後になって1週間前に登板(2イニング)していたことが判明。間抜けだなぁ…。とはいえ、しばらく試合から離れていてからの復帰二戦目ではありました。
試合に先立って、国歌斉唱と新潟県民歌斉唱がありました(ヘッダーの写真はその時の様子)。実はかつて新潟市に住んでいたことがありますが、新潟県民歌なんてあったんですね…。
試合は投手戦
新潟の先発は下川隼佑投手。右のアンダースローで、ストレートの球速は120km/h後半といったあたり。実はこの球場、スピードガンの表示が非常に見づらく、双眼鏡で時折確認しながらの観戦でした。
相手が三軍ということはあるかもしれませんが、下川投手はライオンズ打線に対してほとんど何もさせませんでした、5回を投げて3安打、1四球、6奪三振、無失点。
対するライオンズの渡邉勇太朗投手も好投。球速はアベレージが146~7km/hくらいで、力を込めたときに150km/hが出ていました。
観ていていいなと思ったのは制球面。何度かカウントを悪くするシーンがあったのですが、四球を出さずに打ち取るところまで持って行けていました。威力のある直球で詰まらせ、球数少なく5回を投げ終えました。まあしかし、動画を撮ってたイニングだけヒットを打たれたので、少し申し訳なく思います(思ってないけど)。さらに詳しく知りたい方は↓をご覧ください。
ライオンズの二番手は山田陽翔投手。近江高校時代に甲子園で活躍したのは記憶に新しいですね。
山田投手は3回を投げ、2安打、2四球、1死球、1失点。正直まだまだフィジカルの強化が必要かなという印象でした。まだ高卒一年目ですしね。
そうそう、新潟では吉田一将投手(元オリックス)が登板。
直球には威力があり、NPBでもまだやれるのでは?という気がしました。
試合はライオンズの打線が振るわず、新潟が1-0で勝利しました。カテゴリーが違うチーム同士の対戦って面白いですね。
西武 000 000 000 = 0
新潟 000 000 10X = 1
西武 渡邉、山田ー野田
新潟 下川、内田、西村、吉田、上村ー片山
そこはNPB
ライオンズの選手について総じて感じたのは、体格の良さ。
お尻が大きいですね…。新潟の選手たちも鍛えてはいるんでしょうが、NPBの選手たちのトレーニングってすごいんでしょうね。
あと、ライオンズの選手で感心したのはセンター・ジョセフ選手の守備。打球の追い方に無駄が無いですね。この辺りは現地だからこそ感じやすい部分でしょうか。ライトの古川選手も好捕がありました。この日はセカンドを守った中山誠吾選手については失礼ながら「思っていたより上手い」と思いました。身体のサイズが大きいですし、時間が掛かっても大成して欲しいですね。
試合の盛り上がり
興行的には1000人を超える観衆が詰めかけ、盛況でした。ライオンズファンも結構いましたが、地元球団を応援するファンが大勢詰めかけ、新潟アルビレックスBCが地域に根付いているのを強く感じました。
新潟だからやはり朱鷺がモチーフなんでしょうね(6/1訂正:朱鷺ではなく白鳥だそうです。J1新潟の本拠地はビッグスワンですもんね)。新潟における朱鷺は富山における雷鳥のような位置づけですからね。ちなみに富山GRNサンダーバーズはもちろん雷鳥がモチーフです。
長岡といえば…
さて、ここからは完全に余談。
試合前に寄ったのは3か所。
それから試合前の腹ごしらえに
二つの記念館は長岡に行ったら是非寄って欲しいと思いますし、長岡ラーメンは醤油ベースに生姜が入った独特のスープがクセになりそうです。また食べに行きたいなぁ~。
日帰りでしたが、充実した長岡遠征でした。
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