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ヴェルスパ大分 ~その①~

お久しぶりです。
今回は、ヴェルスパ大分での4年間について。
サッカーや仕事のこと、ケガのこと、思い出しながら書いていこうと思います。

【1年目】
2014年に大分トリニータを契約満了となり、次のチームを探していたとき、知人の紹介で、ヴェルスパ大分の方を紹介していただきました。
そこから練習参加を経て、加入する流れとなりました。
また大好きな大分県でプレーできることが本当に嬉しかったのと、移籍先が決まり凄くホッしていた気がします。
そして、ヴェルスパでの一歩を踏み出しました。ヴェルスパは毎年、開幕前にパークプレイス大分のセンターステージで新体制発表会がある。そこで、久しぶりに大分のサポーターの前に顔を出すことができた。そこにはトリニータのときから応援してくださっているサポーターがたくさんいて凄く嬉しかった。
応援してくれているサポーターのためにも、ここからまた頑張ろうと思った。

ヴェルスパではプロ契約ではなく、仕事をしながらサッカーをするという初めての経験をした。朝から夕方まで仕事をして、夜に練習がある。家に帰り、ご飯やお風呂を済ませると0時近くになる。最初は慣れるまで凄く大変だった。体重も5~6キロ減った。けど、充実感は凄くあった。
今までプロの生活しか経験がなく、バイトもしたことなかったので、全てが初めてで新鮮だった。
そして、シーズン開幕。チームは結城監督のもと、パスサッカーを徹底して行った。練習も2時間のうち、ほとんどフォーメーションでのパターン練習だった。対人の練習や紅白戦は数回しかした記憶はない。
パターン練習を続けたお陰で、全員がどうパスを繋ぐか、どう動くかがからだに染みつき、パスサッカーを体現することができた。
チーム自体は10位と満足いく結果ではなかったが、JFL参戦後、初めて勝利数を2ケタに乗せることができた。個人でも13得点を取り、得点ランキングでも2位で終えることができた。

【2年目】
このシーズンは、自分にとってサッカー人生でも上位を争うくらいの苦しい一年となった。
それは、右足第5中足骨骨折。開幕前から、踏み込んだら強い痛みがあり、何かおかしいなぁとは思いながら迎えた開幕戦。開始2分くらい、ファーストタッチの際、相手に右足の外側を蹴られて足に電気が走ったみたいに激痛があった。そこからなんとか立つことはできたが、ピッチで一歩も動けず。あとから観客席の人から聞いた話だが、にぶいボキッという音が聞こえたらしい。
この瞬間、「折れたな」と思った。。
そして家に帰り、痛みとの戦い。。横になるだけで、骨に響くし、何もできず次の日を待った。そして、診察の結果、右足第5中足骨骨折。全治4か月、手術も必要だった。

次回に続く・・・・

※写真は池田達哉と。今ではジェイリースFCでまた共にプレーしています。

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