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寄りかかれる背中
しんどいなあと思ったときに寄りかかれる背中があるかどうかは、わたしにとって結構な重要事項だ。
それは例えば今であれば夫に限らず、家族だったり、友達だったり、先輩だったり、後輩だったりするのだけれど(そしてそれは男女を問わない)、わたしにとってその背中があるかどうかで場の安心感は大きく左右される。
負けず嫌いで長女気質で甘えベタなわたしは、寄りかかれる背中がないと自分で抱えてしまいがちになる、と気付いたのは大学生になってから。臆病なわたしは、誰でも彼でも寄りかかれるわけではないけれど、いっぱいいっぱいになった時、何も言わずに寄りかからせてくれる背中に、何度も何度も救われてきた。今日も、救われた。
甘えてちゃだめだよな、と思って躊躇してしまうこともあるけれど。
それでも背中を貸してくれる人たちがいて、やっぱりたくさん救われてきたから、わたしも大切な人たちにとって、寄りかかれる背中でありたいなぁと思う。
もちろん、真正面からのハグでもいい。
けれども真正面からのハグすら少しためらわれるぐらい弱っている時に、黙って寄りかかれるような、そんな存在であれたらいいな、と思う。
少し前に、大切な人たちにとって"大丈夫"でありたい、と書いたのだけれど、その1つの要素が、寄りかかれる背中なのかもしれない。
そんなことを考えながらの帰り道。
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