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なおのA to Z:【M】make up

make up:メイク、化粧


実を言うと、30歳を過ぎた今でも、すっぴんに近い状態で出勤する日の方が多い。

社会人としてどうなんだ、という気持ちもなくはない。テレビや雑誌やネットの記事を見て刺激を受けて、明日からもうちょっとちゃんとメイクしてみよう!って思うことだってある。けれど、翌朝のわたしは、化粧に使う10分よりもベッドでうとうとする10分を選んでしまう。むう。

子供のころから外で遊ぶのが好きで、おままごとよりは木登り派、小学校の最後の2年間は男子のチームでサッカーをしていた。中学でも高校でも部活ばっかりやっていたし、あんまりなんていうか、おしゃれとかそういうのは興味を持たずに大人になってしまった感じはある。いやいや、おしゃれな部活女もいっぱいいるから理由にならないか。まわりに男子の友達のほうが多かったのもあるかもしれない。…あとは、なんだかお洒落をしたりメイクをしたり、そういう「女子的なこと」をするって、なぜだかちょっとこっぱずかしくて、女子の世界から一歩引いてしまっていた、というのもあるかなあ。

まあでもたぶん一番は、めんどくさがりなんですよね。自分でやるのはどうも苦手というか、つい面倒に思ってしまう。わたしの女子力ってやつは目覚めるつもりがないのかもしれない。

でも、人にメイクしてもらうのは好きだ。

いつもの見慣れた自分とは違う顔が新鮮で、なんだか背筋がしゃんとする。

で、そういう機会があると、やっぱメイクっていいなあ、よしっ、明日からメイク頑張ってみよう!って思って帰りにちょこちょこ買って帰ったりして、そして翌朝また睡眠欲に負ける。この繰り返しで今に至る。てへ。

ふーむ、大人の女性は遠いっ。


#なおのatoz #エッセイ #メイク






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