見出し画像

さすがフランス!

在フランス日本人会のみなさまと、セルフケアとして①らくらくケイラク体操https://www.youtube.com/watch?v=BZ7RkkohDWQ②薬膳入門を分かち合いました。

さっすが、フランスですね!食材がすごい。全く知らない野菜が色々。なかでもコールラビっていうお野菜は面白かったです。直訳すると、かぶキャベツというらしいのですが、調べてみると本当にそのまんまでした。(日本名:蕪甘藍ほらやっぱりまんま!どちらもアブラナ科ですから、掛け合わせができるんですね。

薬膳(正確には食薬)の分類ではカブ→消食類(消化を助ける)キャベツ→補気類(気を補う)です。ですが、キャベツは消化器系の虚弱や胃痛、胸やけ、食欲不振が主な働きとなるのですから、どう考えても消化によさそうですね。特に胃気上逆(ゲップや吐き気など)には効きそう。

どうやって使うか?の話では「湯がくとただのカブになる」とのことだったので、スープなんかよさそうですね。あ~、食べてみた~い♪

私が20代のころに、西小山というところに住んでいたとき(東京都目黒区)のエピソードです。会社帰りに商店街をあるくと、「お帰り、お姉ちゃん、今日はカブがよくて安いよ」と。八百屋のおかみさん! で。でも( ;∀;)2株が一束になっていたので、「一人暮らしでは食べきれないです」というと、「大丈夫!おいで」とお肉屋さんに連れていかれ、「鳥のミンチ150g」豆腐屋さんに連れていかれ「油あげ、まだある?安くして」と次々にオーダーしてくれました。そして作り方を教えてもらいました。多分、総額で200円くらいだった記憶が。なんて優しい西小山商店街の人々。こうやって若い日の食卓のレパートリーが増えて行ったのでした。そんな西小山駅も当時の「路面の目蒲線」から「地下鉄 目黒線」へと今は変わっているようですね。。。。

そんな思いで話はさておき、レシピ(西小山商店街バージョン)

鶏ミンチ 150g  カブ 2束  油揚げ 3枚  (生姜 少々)

てきとーな量のおだしの中に、てきとーに切ったカブと下味をつけた鳥ミンチをほおりこむ。油揚げは湯抜きしててきとーに切ってほおりこむ。それだけです。あれから〇〇十年、今も我が家の食卓に乗り続けています。ミンチには生姜汁、塩、しょうゆを使用しています。

鶏肉は気を補う食薬。補中益気・降気止逆といって、ゲップなどによく効きますから、コールラビでつくってみたら、作用も助け合っていくし、おいしそうだなあ。フランスだったら、おだしではなくオシャレに洋風スープでもよいですよね。。。ジャガイモとかもいれたら、より胃腸を健やかにして気を補う作用に優れていきま~す♪

*消食薬と補気薬の使い方は、その時の体の状況によって注意が必要ですが、この組み合わせは脾気虚にとてもよいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?