観察の時間
清澄白河のA1出口を出ると、橋が見えた。
小名木川と並んで歩く。
5分くらいで、【真ん中】という名前の
サロンに到着。タイ式子宮バランスセラピーを受けにきました。
セラピーを行う、髙橋 より子さん(以下、よりさん)は、『その人自身が持つ真ん中を観察し「衣食住」から不調の波を整える活動を行う』ひと。
(真ん中ホームページ 自己紹介より抜粋)
きっかけは、山本 梓さんのnoteを読んで。
これ(セラピー)を受けてみたい!という
直感があり、よりさんのnoteも読んで、
セラピーを予約した。
サロンは畳のお部屋。小さな花が描かれた
ふすま。ほおずき市の赤い風鈴。
あたたかいあずき茶を飲みながら、
カウンセリング。深呼吸。
施術着に着替えて、足湯であたたまる。
そして、ふとんにあお向けになる。
よりさんの手が、わたしのからだに触れる
いちばん初めのとき、呼吸と同期していて、その手はすんなり皮膚になじんだ。
全くびくっとならなかった。安心して身を
預ける。
はじめは、頭のなかにことばが次々浮かんで忙しい。そのうち黒板消しでチョークの文字が消えていくように、頭のざわつきは
消えてなくなった。
痛みの感じる箇所があり、よりさんは、
そこを正確にとらえて、押したり、ゆらし
たり、木槌でトントンたたいたりして、
つまりをとり、流れをよくしてくれた。
最後の方は、水の上で大の字になり、
たぷたぷと波に浮かんでいるようだった。
施術を受けて、わかった。
このセラピーは、いまのわたしに必要
だったんだ。
このからだと、40年きたんだなあ。
なんにも言わない、からだ。
そばにいてくれて、ありがとう。
「かよさんのからだはやさしい」
帰り際、よりさんにかけてもらったことば。
駅に向かって歩く。
▼真ん中へきたきっかけ
▼真ん中のこと