【最終日】帰宅編(2024/5/15)
前回の湯田中温泉(渋峠)編からすすんで、
今回は帰宅編について
始まりがあれば終わりがある。さあ、帰ろう。
湯田中まで来たので、折角なら有名な毛無峠でグンマーを見に行こうと計画していたが、まさかの通行止めだったためルートを変更。左回りに行けないため、来た道(渋峠)を戻り再び万座温泉へ下ることで予定ルートへ戻ることにした。
湯田中の標高が約600mほど。そこから渋峠まで上るので、草津よりも獲得標高は多く距離26km、約1500m程度上る必要がある。まあ、毛無峠ルートと獲得標高はそんなに変わらない、志賀高原の景色を楽しみながら上ることにする。
最終日は250kmほど走るため、早朝出発する必要がある。朝4時過ぎに起きて準備を済ませ6時過ぎに出発した。まるか旅館さんありがとうございました。旅館のおばあちゃんといっぱいお話しした。
昨日一気に下ったさわやか街道をのんびりと登っていく。何気に湯田中から渋峠まで平均斜度が6%越えの超級山岳だったりする。上り始めて少し経つと後ろからすごい音を立てながら1台の軽トラが追い越していく。えらくスピードは遅く、そして排ガスが白い。。。大丈夫か?しかも排ガスが焼けたようなとんでもない匂いで、気持ち悪くなる。
煙を出しながら、軽トラがのろのろと上るため、いったん写真を撮りつつ軽トラが先へ行き、煙が薄まるのを待つ。が、何やら嫌な音がカーブの先から聞こえる。再び漕ぎ出すと、カーブの先で軽トラが止まっていた・・・
申し訳ないが自転車しかないので何ができるわけでもない。心の中でごめんなさいしつつ、軽トラを追い越す。早く良くなりますように。
気を取り直し先へ進む。昨日も感じたが、平日だからか志賀高原あたりの道は車の往来が少ない。熊におびえつつ上っていく。
写真を撮りつつ3hほどかけ、ようやく渋峠ホテルへ到着。
ろんぐらいだぁすの証明書をゲット!ちいかわも喜んでるようだ。渋峠ホテルの近くには若山牧水の記念碑があり、テンションが上がる。西園さん・・・
人生三度目の国道最高地点を過ぎ、万座温泉へ下る。
が、、、
ぎにゃああああ!!!自動車専用道路!?!?なんで!?!?
こんな山奥の道が自動車専用道路だなんて知らなかったんだ・・・ごめんよ。知らないことは罪なのである。これはどう考えてもまたさわやか街道へ上り直しして草津方面へ行くしかないか・・?
そばに万座自然情報館があったので、立ち寄って展示物を見て気持ちを落ち着けつつ、受付の人へ質問する。自転車で軽井沢方面行くときって、草津側から行くしかないですよね?→はい。そうですね。
なんか無駄に獲得標高欲張ろうとした結果、通ることのできないルートを引いていた。しかも毛無峠に続いて・・・。無駄に万座温泉まで下った道を再び上り返す(約5km、約300mup)。今日は万座温泉の一番下まで下ったので一昨日よりも上らないといけない・・・万座温泉の自転車のアクセスの悪さどうなってるの・・・
まあ、さわやか街道の景色は良いからもう一度楽しめると思うことにする。
絶景を楽しむ。なぜかラルクのDIVE TO BLUEがずっと頭の中で流れている。誰もいないので、しまいには歌いだす笑
あっという間に草津まで下り、またあのコンビニで補給。ただいま。そして再び一気にダウンヒル。大津を左折し、さわやか街道を進み146号線へ突入。こっからひたすら長かった・・・長かった。浅間山の横を地味に上っていく(距離22km、770mup)。
途中ジェラート屋がいくつかあったが、もう200円しか残金はない。万が一に備え補給用に残しておきたい。てか200円じゃ買えない。
↑上りの終わりが近づいたころ、万座温泉で通れなかった自動車専用道路の出口を発見。こんなとこにあったのか、おのれ。
ようやく軽井沢へ到着。何気にここらへんも初めて来る。パンピーには縁遠い場所。軽井沢を過ぎ、頭文字Dの聖地の1つ碓氷峠へ。
碓氷峠はダウンヒルだったけど、グネグネしてるのに結構走りやすくて楽しかった。今度は上ってみたい。C121!!スピンしませんように。。
↑まさかの86とシルエイティ?にテンションぶちあがり。池谷先輩のシルビアがないのは、原作再現か・・・
残り約130km下り気味のほぼ平坦、家までひたすらペダルを回す。やっぱり群馬と埼玉は長い。景色が同じで辛い。
そして途中から雨が降ってくる。気温は低くはないのでそこまで問題はない。家まであと少し、、、もうゴールしてもいいよね?
ゴール・・・!
花京院!イギー!アヴドゥル!終わったよ・・・
こうして5日間のエジプトのハルヒル温泉旅は無事終了した。最後は色々あったけど、いい旅でした。とりあえず自転車を乾かすため部屋の中に入れ、部屋はタイヤについた砂で床がざらざらになりました。
5日目の走行記録:257km、3380mup。
5日間の走行距離:557km、8675mup。
自転車で好きな温泉地へ行く、渋峠の国道最高地点へ行くというやりたかったことができたので、結構いい旅に出来たと思う。毛無峠や野沢温泉は残念だったが、これは次の機会ということなのだろう。
とりあえず、次書くときは富士ヒル編かな。
以上、おしまい
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