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どこまでこだわる?たんぱく質①

こんにちは。管理栄養士の月岡美由紀です。
いよいよオリンピックが始まりましたね!

今月は、スポーツ界やトレーニング業界、ダイエット業界でも長きにわたり大注目!のたんぱく質についてスポーツ栄養学の視点でご紹介します。

日本のスポーツ栄養では、たんぱく質といえば「体重当たり2 g」を、「食事でこれだけの量をとるのは難しいから、プロテインも上手に利用して」、「運動直後のゴールデンタイムを逃さずに」というのが定説になっていて、アスリートもサポートスタッフも伝言ゲームのようにこれを記憶して守っている…というケース、よくあるのではないでしょうか?


実際、私も自分で文献を読み始めるまではそうでした。


この記事では、前回の記事 ( https://note.com/eso_mag_writers/n/n96c8d14e7e14?magazine_key=m393b962d26ca )でも紹介したようなアスリートへのたんぱく質に関する推奨事項の裏側を覗いて、主に筋肉量アップや維持の視点から、
1.たんぱく質の1日の必要量
2.1回の量とタイミング
3.食事や食品から計画してみる
の3つの項目で考えてみたいと思います。

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