受け入れることと言いなりになることは違う。
松原靖樹コラムから秘書がピックする今日のイチオシ。本日は《本質的視点》より「受け入れることと言いなりになることは違う。」です。
受け入れるという行為をやる背景に、素直さは必須。
受け入れるというのは、
素直というのは、
得た情報を自分のふるいや世間のフィルターに通すことなく
そのままありのまま自分の心内に落とすということ。
考えない。
感じない。
ただ、そのままピュア度100%で自分のものにすること。
ある意味盲目的で、
ある意味依存的で、
ある意味自分を明け渡して、
ある意味自分を捨てる。
でなければ、必ず自分自身・・・というのは、過去培って来た自分による
検閲をかけてからの情報受け入れになってしまう。
気に入らない、反分子をあらかじめ排除するのが検閲。
秦の始皇帝が行った焚書のようなもの。
中国ではgoogleが見れないようなもの。
受け入れる素直さというのは、
検閲を全くかけずピュアに100%受け入れること。
なんていうことを言うと、
人に支配され、制御され、枠にはめられ、束縛され、
自分を生かすことはできず、
窮屈で人に屈服した人生を歩まねばならぬ・・・みたいな
超ネガティブ的被害妄想をする人が少なからずいる。
誤っている。
素直に受け入れなければ情報は曲がる。
検閲済みになってしまう。
例えば、解釈を入れる。
例えば、理解しようとする。
例えば、イメージ化する。
例えば、自分がなじみ深い言葉や概念に翻訳する。
理解や納得のために、
または感情の整合性のためにこういうことをやってしまうと、
ただちに検閲済みになる。
元の言葉や意味、概念は曲がってしまって
自分の脳内理解に合わせた「違うもの」に変化する。
このリスクは大きい。
だから100%ピュアに入れ込むのだけども、
それをすることと自分を明け渡すことはリンクしない。
ネガティブ的被害妄想の出番はない。
ただ純粋に、100%を受け入れを試す。
自分に合っているか、物事的に整合性があるかを見る。
合っていなければやめればいいし、
整合性がなければ不採用にすればいい。
受け入れる前に恐れによってはじいてしまう必要はない。
人の言いなりになって屈服する気分になる人は、
つまるところ
素直ではなく、受け入れることを知らず、
だから恐れ、不安に思い、
ネガティブ思考によってあらかじめ壁を作る。
つまりブロックする。
100%ピュアに受け入れても、言いなりになどならない。
違うとわかればやめればいい。
100%ピュアに受け入れなければ、そもそもそれがどうなのかわからない。
わからないうちから、わかったフリをするのは人としていけ好かない。
といって、何でもかんでも素直に受け入れればいいとう話でもなく、
誰の言葉を、考え方を受け入れるのかを自分で選ぶ必要はある。
人を選んだら、あとは盲目的に受け入れる。
これは自分を失うことにも、尊厳を軽視することにもならない。
むしろ
自分の可能性を高めるための知覚の採用になる。
一度素直に受け入れると決めたなら、
考え、感情、行動面の何がおこっても
ごちゃごちゃ言わずに受け入れる。
例えば、僕は
相手が僕の言うことを受け入れると決めて受け入れないなら
「ごちゃごちゃ言わずに聞いとけばいいんじゃ」と言う。
相手が選んだ相手の方法を尊重するから言う。
自分で自分の尊厳を裏切っていることを許さない。
自分の支配下に置き、便利に活用したいから言うのではない。
決断してやらないのなら最初から決めなければいい。
それを言う立場にある者は、
というようなことは、必ず求められると思う。
膨らませて言えば、
セミナーという人に何かを啓発する仕事をしている人は
すべからくそうあるべきではないかとすら思っている。
これがあるから、これをやる人がいるからはじめて
人に「素直で受け入れること」を勧めることができる。
または、人を素直に信頼して受け入れるということをやることができる。
これができない人の声を受け入れてはならないし、
これができる人だけが「素直に受け入れるといい」と言っていい。
それも必要なときにだけ言っていい。
素直さや、受け入れの誤認を力のある者が行うから、
正しい受け入れの形は葬り去られ、
人を言いなりになる恐怖先行にさせてしまう。
やる方にも、やられる方にも、問題はある。
受け入れるという方法の、本当の素晴らしさは誰も教えてくれない。
自分をどのようにうまく運ぶかわかっていない。
だから人を選び、100%ピュアにやってみて
どのように上手く運ぶかを自分なりに検証しなくてはならない。
この検証がうまく、スムーズにできる人が
つまりは素直に受け入れてもらって良い信頼できる人になり得る。
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