料理のコツ(一般の方向け)とピックアップ交換のコツ(ギター馬鹿向け)「前編」

とはいえ、僕はコックでもなければギターのリペアマンでもないので以下の文はあくまで素人の個人的見解です。

料理を作るとき、美味しく食べたい、食べてもらいたいという目的の他に、見栄えの良さを重宝すると思います。特に彩り。
彩りが豊かということは多種の野菜を使うということでもあり栄養バランスが良くなることは想像するに易いでしょう。
今回はそれとは少し逆を行く発想の話です。

これは実際の料理人(誰だったか完全に忘れた。失礼)と話して「なるほど、確かに」という印象を受けた話です。

どういった内容かというと「色が近い食材は相性がいい」という説です。
わかりやすいところだと「赤ワインと牛肉」に対して「白ワインと白身魚」
色合いというより、色の明るさ、ですかね。

思い返すと、あさりや豆腐や白葱には白味噌、ワカメ等の海藻類や青ネギ、なめこには赤だしが相性が良い印象があった。
しじみは殻が黒くて身が白いから両方合う。これは無理やりか。。

つまり多ジャンルに対応するオールラウンダーも素晴らしいが、一つの方向性を極める事こそ本質的な個性と強さにつながるのではないか。と。

そこを理解してから違った色の食材の相性を追求していくと、料理は楽しく、美味しくなる気がする。例えばカプレーゼ(トマトとモッツァレラチーズとバジルにバージンオリーブをかけたもの)なんて違った色でも色合いの相性もよく、味と栄養バランスも抜群である。
しかもイタリアの国旗と全く同じ色というのが粋。

色とは話がズレますが、せっかくなので個人的なオススメを記します。

麻婆豆腐を作る際に、絹豆腐と木綿豆腐で悩む人もいると思います。逆に自分はこれ!とどちらかに決めてる人もいると思います。
僕は豆腐自体の単体の好みではなく、状況によって使い分けてます。

例えばスーパーで牛肉と豚肉、いずれか一種類しかない場合。
牛肉は甘味が強いので、木綿豆腐と合わせて辛味も強くして食べます。

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対して豚肉は牛に比べるとあっさりしているので、絹豆腐のまろやかさにフォローしてもらい、こちらの場合は食感も考えてご飯に掛ける「マーボー丼」にして食べます。
寿司でもネタによってシャリの大きさを変えてバランスを取ったり、巻物も具材によっては切る長さを変えた方が味の感じ方が良くなる、という技術もあるみたいです。そんな次元の話ではないですが、2種類の麻婆豆腐、試してみてください。

あ、ちなみに鷹の爪や四川唐辛子を入れる場合は、最初に油で炒めて褐色になってから他の食材を入れてください。こうすることによって、余分な辛味や雑味がとれて香ばしさとクリスピーな食感が増します。


この話を踏襲する(?)ギターのピックアップの選び方のコツは次回にまた。

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