〇〇な人は孤独で嫌われる!
思いがけない行動が、人を人嫌いにさせるという研究がある。
アメリカの大学の研究で、ある生活習慣によって人を嫌いになるということがわかった。
それは何かというと、夜更かし、寝不足である。
実験では、18人の男女を集めて日替わりで寝不足の日を作り、寝不足中の参加者に、徐々に人が近づいてくる動画を見せて、これ以上近づいてくると無理だというところでストップボタンを押してもらった。
要するに、人がどこまで近づいてきたら不快感を感じるか、不快感を感じないギリギリの距離を測るという実験を行ったわけである。
この実験では、参加者の脳もスキャンしていて、社会的な嫌悪感などを感じる部位を同時にチェックした。
その結果、睡眠不足になると、近付いて欲しくないエリアラインが60%、つまり1.6倍も遠くなることがわかった。
それくらい人に寄り付いて欲しくないわけである。
また、寝不足になると人が寄り付かなくなり、嫌われやすくなる。
寝不足の人は孤独で魅力がないように見える、つまり第一印象が悪くなる。
寝不足の人と、そうでない人の二人が議論している動画を見てもらい、その二人にどれくらい魅力を感じたかを尋ねると、ほとんどの人が寝不足の人は友達がいなくて孤独そうで、魅力もなさそうだと判断される。
さらに、寝不足の人の動画を60秒見ると、周りにも孤独が伝染する。
受動ストレスと同じように、孤独も伝染する。
寝不足になると、他人のことを嫌いになるうえに他人からも嫌われ、周りに孤独感までまき散らすという、ネガティブが影響ばかりでいいことは何もない。
人間関係のトラブルは、もしかすると寝不足からきているかもしれない。
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