日本の若者はどうなのか?

日本には、「死に物狂いで働くのはまっぴら」と考える若者は多い。


若者の調査では、職業を選ぶ際に「安定性」を重視する人が93.9%で最も多く、「挑戦性」と答えたのは69.9%。


将来就きたい仕事のトップは、「国家公務員、地方公務員」で、「自分で起業する」と答えたのはわずか6%と断然低い。


また、「あなたは偉くなりたいですか?」という問いに対して、「強くそう思う、まあそう思う」と答えたのは、「中国89%、アメリカ74%、韓国72%」に対して、日本はたったの45%。


偉くなると自分の能力をより発揮できると考えている人は、4割にも満たない。


さらに、「多少退屈でも平穏な生涯を送りたい、暮らしていける収入があればのんびり暮らしたい」といった生き方に共感する傾向があることも、この調査結果から分かる。


「一生に何回か大きなことに挑戦してみたい、やりたいことにいくら困難があっても挑戦してみたい、自分の会社や店を作りたい」というポジティブな生き方に、日本の若者はあまり関心を持っていないのである。



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