空気を読む人の時代は終わった!

サイコパスというと、殺人鬼とかシリアルキラーのイメージがある。

サイコパスを簡単に言うと、すごく意志が強くて、他人にバカにされようが物ともせず、自分がやるべきことに集中し、他人に流されず、自分らしい決定をして時代を作っていく人のこと。

昔は空気が読めて、和を重んじ、周りの意見に合わせることが大事だと言われていたが、それは社会が閉鎖的だったからである。

昔の日本には関所などもあって、特別な許可をもらっている人でないと国内の移動もできなかった。

限られた狭いコミュニティの中で暮らしていくためには、他人に合わせないと生きていけなかった。

サイコパスになって、「自分が自分が」となったり、群れの常識を覆すようなことをしたりすると、下手をすれば殺されかねない。

社会で生きていくのに有利だったから、みんな空気を読んでいただけである。

ところが、今は違う。

今は、自分と意見の合う人や同じ考えを持つ人を、SNSなどのコミュニティを通じて簡単に見つけることができる。

YouTubeなどでも、人気があるのは他の人とは違う、変わった人達である。

そういう人達の方が魅力的だから、そういう人達のもとに、好きな人が集まるようになった。

グローバル化が起こって、情報化社会により自由に情報発信ができるようになった時点で、空気を読む人間の時代は終わったといえる。

ある意味、今サイコパスの時代がきているわけである。

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