はい論破!

「はい論破!」的な発想は、ビジネスシーンにおける議論の場面では必要ない。


よくある議論の勘違いに「議論で圧倒すること、自分の意見を通すこと」が目的であるという理解をしてしまっている人がいる。


しかし、それは正しくない。


いくつか理由があるのだが、自分の意見を通すことに成功というのは、自分の意見が正しいことを意味する。


その仮説が正しければ、そもそも議論する意味はない。


また、仮にその仮説が間違っていたとしたら、間違った方向に進んでしまうことを誰も止めることができない。


このように、論破することを重視する人は、議論ではなく口喧嘩をしているようなもので、組織にとって邪魔でしかない。


このような理由から、第一のポイントとして、論破することが正しいという幻想を捨てることが重要であると思う。

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