「退路を断つ」わけにはいかない

こんにちは、きかわです。中小企業診断士の資格を生かした独立を目指しているサラリーマンです。

昨夜、奥さんとビジネスアイデアの壁打ちをしました。奥さんはコンサルではなく一般のサラリーマンです。ただ私のことを性格含めよく知っているので、「あなたはこういう人だから」というアドバイスをくれます。多くの気づきを与えてくれる、貴重な存在です。

その壁打ちの場で、「余裕」と「成果」には相関があるね、という話になりました。お互いに仕事を持ち帰っていたので、パソコンしながら、酒を飲みながら、何をやっているんだという状況で話をしていたのですが、とても腑に落ちたので書き記しておきます。

仕事は一生懸命に時間と情熱をかけないと、良いアウトプットが生まれないという幻想を、誰もが一度や二度、胸に抱いたことがあると思います。若い頃なんかは、大切ですよね。20代はガムシャラに働くのも一つだと思います。

ただ、30半ばになると、体に無理が効かなくなってきます。睡眠時間を削れば集中力が落ちるし、眠気はないけれどお腹が痛くなったり、目がぼやけたり、思考がループしちゃったり…。

少なくとも私たち夫婦には、その状態を改善するために「余裕」が必要だと結論付けました。イライラも減るし夫婦円満に過ごせます。

そこで、私が独立して明日のメシにも困るようになったら、悪循環に陥るのではないか、だから最低限の収入が確保できるまでは今の職場にしがみついていなさい、という助言をもらいました。

確かに一理あるな、と感じています。自分は少し焦っていて、「中小企業診断士として独立するならバリバリ前に出て、先輩の鞄持ちでもなんでもやるぞ!いつでも会社を辞めてやる!」という勢いでした。退路を断つことになっちゃいますね、これだと。

独占業務がないこの資格、そして業界団体としても弁護士会などと比べて強いパワーを持つわけでもない協会なので、食い扶持を確保するのはヒヨコには難しいのではないか。という嫁の意見です。

私はこの世界に飛び込んだことがないので、反論できませんでした。

だから、中小企業診断士の世界のリサーチを継続します。会社にとどまりながら。退路はいつでもあります。

幸い弁護士の友人が中小企業診断士の知り合いを紹介してくれそうなので、そちらの情報を並行してキャッチして行こうかなと思っています。

自分が動けば世界が動く。奥さんの意識、意見、友人のサポート。あらゆるものに感謝です。会社に隷属する人生となることはなさそうで、自由を味わえて今の環境は程よく心地よいです。

今日はこの辺りで。ではまた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?