見出し画像

私の体験談#3~大学編 何故意見が言えなかったのだろう。。。

前書き

さて、初めて外バンを経験しましたが、1年でやめてしまった私。なかなかバンドを組む機会はなく、2回生となります。そしてそんなある日ふたたび外バンのお話が来るのでした。今度は大学内の他団体の友人からのお誘いです。そこではサポート(バンドのお助けマンみたいなもの)という形で演奏を行うことになりましたが、こちらもいろいろと考えさせられることとなります。

今回は友人からのお誘いで加入した、『バンドH』について書いていきます。

バンドHとは

編  成:3ピースバンド
ジャンル:オルタナティブロック
特  徴:
超バンド好きの友人が、指揮をとっているバンドでかなりマニアックな音楽をしています。
ギターはかなりソリッドなキレのある音をかき鳴らし、時には轟音にで、時には繊細に、色鮮やかなプレーをしてくれます。そして、ベースは図太い音を出しながらも、見事なバランスにより、ギターとマッチングした音で全体のサウンドをまとめてくれます。しかし、ひとたびライブが始まると、暴れまくったりとかなりパフォーマンスも圧巻です。ドラムはシンバル類を結構鳴らしまくりながらルーズな感じから疾走感あふれるタイトな感じまで演奏します。
全体的に、表現の振り幅が広いというそんなバンドです。(...分かりずらいですよね笑)

そして、バンド内の空気は激ゆるでした。笑

サポートドラム

前回のバンドで経験したことはバンドとしての価値を発揮することよりもドラマーとしての価値を見出すことが、自分に合っているのではないかという思いから、今回はサポートドラムとして参加することになりました。サポートとは、バンドにより様々ですが、一時的なお助けマン、次のメンバーの候補(使用期間みたいなもの)、次のメンバーを見つけるまでの間繋ぎとかで利用されるような演奏者をサポートといい、基本的にライブ費、練習費は不要で、かなりの実績を積めば、お金をもらい仕事としてもできるようなイメージです。
主に演奏に集中ができる環境だったため一点集中型の私にはとてもとっつきやすいシステムでした。

バンド自体はなかなか楽しみながらできました。気心知れた仲間との音楽活動のため、気を遣うこともありませんでしたし、サポートということで自分の金銭的な圧迫が少なかったこと、誘ってくれた友人も活動ができていたことでお互いそれなりに満足していたかと思います。しかし、やはりドラムの事はこうしてみようああしてみようというのがいろいろ出るのですが、バンドの話になるとなかなか口を出すことができません。ただ、その時その時が何事もなく過ぎていき特に目立った問題もなかったのでバンドの緩い雰囲気も相まってそれをよしとしていました。

何も話題なくnoteを書いていたのですが、この機を借りて改めて、意見を言うには何が足らなかったのか考えてみることにしました。当時は、遠慮しているからと勝手に考えておりそれで済ませていたのですが、あれから10年近く経った今、改めてこの問題について考えたときに一つの問題点に行きつきました、そしてかなり根本的な問題です。それは、『曲作りについての知識があまりにもなかったこと』です。要するに勉強不足です。皆さんもあるのではないでしょうか、何か意見を言いたいのに何も出てこないことが。おそらくそれを起こしている原因の一つはその物事についに対して自分の考えを持つだけの情報がないからだと思います。きっと当時いろんなバンドを聞いて、いろんな音楽を聴いて、曲の構成、こういうコードがすき、こういう雰囲気にもっていきたいetc...そういう分解の仕方をしていたらきっといろいろ言えたと思います。自分の興味がドラムしかないことが災いしてバンドの事に口出しができなかったのだと思います。なんかもったいないなぁ。。。

このバンドも結局抜けてしまうのですが、基本的に仲良くバンドができたこと、特に不満がたくさんあったわけではなかったのですが、今思えばもっとよくできたのではないかと思います。

さて大学編最後のバンドは4回生の頃の話です。ここでは大きな選択に迫られる場面に出くわします。さぁこれが良かったのか悪かったのかは今でも分かりません。それではまた次回。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?