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自分が人間じゃなく感じちゃう夜
自分が人間じゃなく感じちゃう夜ってみなさんどうしてますか?私は何回かあるんですけどその1回分の今日をnoteに書いてみたいと思います。
自分が人間じゃないなと漠然と感じる夜が私はあります。これがよくある現象なのかどうなのかは分かりません。「自分 人間じゃないみたい」で検索した時には「周りのできることができなくて自分が人間とは思えません」という悩みがヒットしました。私はそういうことではないんですね。もちろん私も周りができることよりできないことの数の方が多い人生です。算数とか運動とか恋愛とか。でもそれらが私は人間じゃないなと思うきっかけにはなりません。こういうことで悩む時は私は大抵人間をやってます。
じゃあ今何をそんなに人間じゃないんだって思ってるかという話ですよね。どんな感じがするかというと「お腹すいたな」「トイレ行きたいな」「寒いな」と同じで「人間じゃないな」と思います。生理現象のような感覚です。生理現象になぞらえて例えられる私はまだ人間のままです。
なにをこんなに人間じゃないな、と思う瞬間があるかというと、やはり子供の頃から感じている存在する不思議についてという悩みが関連すると思います。私は小学校高学年の頃に自分が存在している不思議について恐怖を覚えていました。本当は恐怖という言葉では片付かないほどの大きな感情です。私は「気づいてしまった」のだな。と思っています。親、友達、先生、いろんな人に訴えているのですが、私の説明が下手なこともある上にこの体験はあまりに大きく、そのままを伝えられませんでした。でも私は世界でこのことについてみんなが「気づいてしまった」ら、大パニックが起こるとも思っていました。これほど近くにある真実が周りの人には不自然にもやがかかっていること。やはり人間として生きるために気づいてはいけないことだったのです。
つまり、それに気づいてしまった私は人間の姿をしながらやはりどこか「人間でない体験」をしたのだと思います。そしてその意識が1人になった夜に私に降りてくるのです。「私は人間でない」と。
私ともし同じ体験をして、1人の夜に「人間じゃないな」と思う人はいるでしょうか。いないでしょうね。いたとしても多分私の説明が下手で勘違いさせてしまったと思います。こんなことに気づいて正気でいられるのは私と安部公房先生だけだと思っています。
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