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自己肯定感アプリ「じぶんちょきん」2022/11/26、リリース!!Episode-1:チーム結成


みなさんこんにちは!自己肯定感アプリ「じぶんちょきん」の開発者、Twitterアカウント「いさお」こと佐藤と申します。
長らくお待たせしました、以前よりTwitterで開発中である事を公言していた自己肯定感アプリ「じぶんちょきん」をついに2022/11/26にリリースしました!!

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今後複数回に分けて「じぶんちょきん」についてEpisodeを紹介させて頂こうと思います。今回のEpisode-1はチーム結成。つい最近まで接点のなかった私たちが、偶然が重なった結果チームを発足し共同でアプリを開発することになりました。その経緯にはドラマティックなストーリーがありました。

原体験:気持ちに向き合うという事


じぶんちょきんの発案者であるわたし佐藤は以前から「メンタル:人の心の持ち方、ものごとの捉え方」に関心がありこの領域で社会課題を解決したいと考えていました。そう考えた理由は色々あるのですが、大きなキッカケとなったのが富士フイルム労働組合時代にリストラの対象となった方達のサポートをさせて頂いた経験です。当時29歳の私が二回り程離れた先輩方の『退職勧奨』のメンタルフォローを担うという相当痺れる出来事がありました。少しでも力になれるよう産業カウンセラーの資格取得をしながら沢山の方の気持ちに寄り添い/向き合うという大変ハードな日々でした。そのうちの一人がプライベートでも仲良くしてもらっていたAさん。丁度ご自宅の購入やお子さんの高校入学など大事な時期だった事もあり、ご家族にも相談しにくい状況で私に苦しい心境を吐露してくれました。当時の私は正直に言えば大したことは出来ませんでしたが、とにかく必死に話を聴かせてもらい、苦しい気持ちに共感できる点を素直にお伝えしたり、自信をなくしていたAさんに対して感じる魅力や、客観的な成果/活躍などをわたしなりの言葉で精一杯お伝えしました。結局、Aさんは単身赴任をともなう転勤を前提に会社に残る決断をされ送別会を開催する事になりました。気持ちを新たにされたAさんと気のおけない仲間とで楽しい時間を過ごしました。二次会のカラオケに歩いて移動中、ふとAさんが神妙な顔つきで私に声をかけてきました。『佐藤くんありがとう。佐藤くんみたいな仕事で助けられる人が沢山いると思う。凄く大切な仕事だと思うし、これからも困ったひとがいたら助けてあげて欲しい』。当時のことを思い出すとわたしは今でも涙がこぼれ落ちそうになります。大きな環境変化にも、人は心の持ち方/ものごとの捉え方を工夫する事で乗り越えられるという体験と、そうした心のサポートは同じ様な悩みを抱える大勢の方にとって大きな価値があると思わせてくれました。

転職:アプリビジネスとの出会い

40歳の節目に転職を決意したわたしは、縁あって大日本印刷へ転職、アプリビジネスの事業企画を担当しました。当時の事業ドメイン/タスク/担当範囲では「メンタル:人の心の持ち方/ものごとの捉え方」に関わる事は適いませんでしたが、アプリビジネスに関しては多くの事を学びました。その中でアプリ開発は大きな資本が不要で個人でも十分実現可能である事を知りました。そこで同僚に当該領域でのアプリサービスの構想を話すと「面白いね、一緒にやりますか」と賛同を得られ、サービス開発を佐藤が、エンジニアリングを同僚が担い、週末を使った会社外でのアプリ開発をスタートしました。

初期の構想:ホワイトな2ちゃんねる

当初のアイディアは、過去に一世を風靡した2ちゃんねるの「ホワイト版」でした。すなわち他者と比較したり、自分を過剰に着飾って魅せたり、他人をディスったりといった現代のSNSとは異なる世界線のポジティブなコミュニティを作ることで、目標に向かって挑戦する人たちが互いに支え合える場所を提供したいと考えました。最終的に自己肯定感アプリ「じぶんちょきん」に形は変わっていますが「周りとの比較でなく自分の内側に集中」「他者からのポジティブなフィードバック」などの点は当初の発想が活かされています。

Twitterの開設:自己肯定感という概念

アプリの企画検討と並行して、当該領域の情報収集とリリース時のプロモーション(認知獲得)を目的にTwitterを開設しました。いざ始めてみると当初の目的以外にも副次的メリットがあり、また運用自体楽しいと感じられたため殆ど毎日続けてきました。Twitterでは「「自己肯定感」という言葉で語られている事が多く、直近では2022年9月にTwitterでトレンド入りしているほど”流行りの価値観”でした。私たちは「自己肯定感」とは「欠点も長所もあるありのままの自分を丸ごと認める気持ち」と定義しています。Twitterの発信、及び私たちが取り組む領域は「自己肯定感」をスコープに進めていくようになりました。

自己肯定コミュニティとフォロワー様1万人達成!

「自己肯定感」についてTwitterで発信していく中では様々な試みを行いました。例えば「自己肯定感コミュニティ」というコミュニティを立ち上げ、#(ハッシュタグ)に「自己肯定感コミュ+年月日」でツイートした方全員へリプライ&リツイートする事で、ポジティブなコミュニティを作り出し且つ「自己肯定感」という概念や言葉を広げる事に挑戦しました。この挑戦で繋がった方達や得られたものはとても大きく、自己肯定感アプリ「じぶんちょきん」のサービス内容に大きな影響を与えています。また自己肯定感に感心のあるフォロワーを増やす事にも成功、開設から2年を待たずフォロワー様1万人を達成しました(2022/11/26時点10,273名)。

偶然の出会い:意気投合


こうした経緯を経て同僚と休日を返上してアプリの企画を検討していた私たちですが、実は大きな課題と向き合っていました。それは「自己肯定感」に関する学術的な視点の不足です。アプリビジネスに関しては、提供価値の設計、UX/UIデザイン、プロモーションなど本業の経験を活かしアウトプット可能と踏んでいましたが、「自己肯定感」に関する専門性は圧倒的に不足していました。ある日、いつものようにTwitterで「自己肯定感」について呟いていたところ、偶然自己肯定感を研究されている専門家の方と接点が生まれました。お互いに視点は違えど「自己肯定感」について学んでいるという事がわかり、各々の取り組み詳細をzoom面談で共有する事になりました。そう、その専門家というのが現メンバーで自己肯定感アプリ「じぶんちょきん」監修者の岩堀美雪先生(@iwahori_miyuki )です。佐藤が「自己肯定感」の専門家を探しており、岩堀先生がWithコロナにおいても拡充性のあるサービスを欲していた視点から、自己肯定感アプリの可能性について語り合いました。予定を大幅に超える2hの熱いディスカッションとなりました。

チームの結成

こうして結成されたチームが私たちです。私たちはこの結成経緯こそが強みと考えています。というのも企業でビジネスを進める中で最近特に実感するのが協業の必要性や出会いの重要性ですが、市場でBESTマッチングが成立する事は至難のわざであるためです。技術やノウハウを囲い込む時代は終わり、必要なリソースを持った企業や個人がオープンに連携し協業体制を構築していますが、実態は協業には利害関係がつきものであり、政治的な関係性や資本戦略、はじめから報酬を主目的とする協業など、理想と現実には未だ隔たりがあると感じています。その点私たちは「自己肯定感で社会課題を解決する」、そして「世界平和に寄与する」という大きなVisionドリブンでチームを結成しました。それ故私たちのチーム自体が最大の強みであると考えています

次回Episode-2:じぶんちょきん誕生


次回はEpisode-2:じぶんちょきん誕生を予定しています。じぶんちょきんのアイディアは、佐藤の原体験と岩堀先生の「宝物ファイル」を組み合わせて出来たものです。サービス内容に込められた想いや学術的な根拠などについて詳しく説明していきたいと思います。お楽しみに!


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