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映画「JOKER」 狂った人生と「世の闇」

10回はリピした映画「JOKER」

■「JOKER」=アーサーとは

主人公アーサー・フレックは情動調節障害「気持ちとは裏腹”笑ってしまう”精神病」を患うも、子供を和ます大道芸人ピエロとして活躍する。
 
主に大道芸人としてステージや小児科の病院で一芸を披露するが、
一定の客の中には心無い「暴言」や「暴力」を振るう事が日常になっていた。
ある日それを知った同僚が、アーサーを気にかけ”護身用の鉄砲”を渡す。

鉄砲を持った瞬間アーサーは「自分が大きく見えた」のだろう…

■狂った人生の始まり

アーサーは小児科に護身用の「鉄砲」を持ち込んでしまった。
一芸を披露する際”ポケットからそれを落としてしまった”
この件でアーサーは出禁またクビとなり、ステージに立つことが出来無くなった。

アーサーは職や金、全てを失った。


”普通”が出来ない。”普通”になれない。”普通って何”
”普通の人間は全て得ているのに、欲張りだ”と感じたのだろう…

■アーサーは「JOKER」になってしまう

ある日アーサーは地下鉄に乗っていた。
そこに1人の女性に悪がらみする不良に遭遇する。

笑ってはいけないと分かっているのに…
””笑ってしまった””

そこで必死に障害者証明を探した。
「「私は障がい者です。」」
いつもなら携帯しているのにその時は出てこなかった。

冷たいものにJOKERは触れた…

次の瞬間

「…バンッ!!!」…銃声が鳴った。

アーサーは焦った。人のいない場所にひたすら走った。
しかしJOKERは何故か気持ちがスッキリしていた

””普通の人間より上になった・権力を握った””と

「JOKER」が誕生した。

■民衆の「世の闇」と「JOKER」

JOKERは次から次へ手をかけてしまった。
それと同時に反政府の民衆や、反社会性のある民衆から支持を得てしまい、
「神格化」される。

ここで「…ん?」と思いますよね。

良い行いをする=人間扱いされなかった過去
悪い行いをする=民衆の支持を得て神格化される

これが「世の闇」ですね。
民衆の「JOKER」を見る目が変わり、
「JOKER」から見る世界も変わっていた

まるで「ヒロイン」のように
「JOKER」を中心に、世の中の民衆がが荒れていく

■「JOKER」を鑑賞して

この先は映画を鑑賞した方がよりリアルな「JOKER」の感情がわかります。

私は人間人と人との支え合いや、社会に触れることで
認め合い・認められ1人の人間として社会に馴染めると思います。

そこで、今回「JOKER」は道を外してしまった。

絶対現実ではあってはならないし、助長してもいけない。

最近では、承認欲求とか自己肯定感とかよく聞くが、
これはあまり良くない考えだと思う。

いろんな人間がいてこの世界が成り立っていること。
忘れないで生きていってほしい。

人には2面性がある。
表向き、アーサーは変わり者ではあったが、人を傷つけなかった。
裏の顔、情動調節障害の自分を悔しがる気持ち、普通にしているのに暴力を振るわ
    れるストレス、障害のため安定しない収入。承認欲求。

コントロールしていくことが大事です。

きっと今のままのあなたでも「好き」といってくれたり必要としてくれる人が、
一人でもいれば、本当は幸せなんですよ。

不特定多数から好かれるあなたより、今のあなたでいてください。

#映画にまつわる思い出