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今度はずっと一緒

愛猫たぬにゃんこと「れい」が亡くなったと知った4日は、頭痛がひどく、昼過ぎから起き上がれなくなった。

れいの好きな刺身を食べようと思ってたけどスーパーに買いに行く気力もなく、宅配寿司を頼んだら劇的にまずくて、それもあって昼から寝込んだ。

ずっと寝てた。

20時間くらい寝たんじゃないかと思う。

幸い、5~7日は友だちと温泉に行く約束をしてた。

誰かといるのは、寂しさが紛れていい。

たくさん笑った。

旅行中、10年来の友だちのマナちゃんから「送りたいものがあるから住所教えて」とLINEが来た。

住所を送り、家に帰ると、マナちゃんからの荷物が届いていた。

「届くの早っ!」と驚きつつ、封筒を開けると、ぬいぐるみが入っていた。

うちの愛猫にそっくりな子をUFOキャッチャーを見つけ、「これは取って姉さんに送らねば!」と思ったらしい。

「なんとかGETできたから送ります!いつか虹の向こう側でたぬにゃんと元気に遊べますように」

そんな優しい手紙と一緒に、れいがやってきた。

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わたしはUFOキャッチャーが下手くそだし、マナちゃんの腕は知らないけど、結構お金かけて取ってくれたんじゃないかと思う。

青い目と模様が似てる。

3日間友だちと過ごしていて、急に1人になったので、一気に寂しくなり涙が出た。

マナちゃんにお礼と「うちの母親に送っていいか」許可を取った。

れいは、ほぼ毎日明け方の4時くらいに散歩に行くために母を起こす。

軽く朝ご飯を食べて、そのあとドアを開けてもらうため。
(我が家はマンションの3階)

7時頃、母が迎えに行くと帰ってくる。

毎朝の日課。

母の猫ロスがすごいらしい。

れいを連れてきたのはわたしだから
もう一度れいを連れて行こうと思う。

今度のれいは、ご飯も食べないし夜中も起こさない。
でも、ずっと一緒にいるから安心して欲しい。

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