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家を探すという苦しみの先に
こんにちは
気がつけば2月の終わりが差し迫っています。
就職を境にドタバタと新生活準備に取り掛かる人や、入試が一段落し新学生生活にワクワクしてる人で溢れている時期ではないでしょうか。
かくいう自分も、この春から新生活を始めます。
そんな人間にとって、心配と期待の多くを占めるのはやはり新居でしょう。
私も12月頃から探し始め、「不動産屋ってどこにすりゃいいの?」「エリアわかんね〜」「ほんとにこの物件でいいの?」など、形を変えながら3ヶ月ほど悩みに悩んでいました。
今回はそんな経験を振り返って、初めての家探しの学びや反省などを簡単にまとめます。
まずは結論
手ぶらで不動産屋に行くのは徒労
まずは家賃かエリアをガッツリ絞る
不動産屋は同時並行して強気に当たれ
1. 手ぶらで不動産屋に行くのは徒労
手ぶらで不動産屋に行くメリットは殆ど無いです。
自分も最初は「家賃いくらに設定したら設備がどうなるのかが分からん…… とりあえず上限家賃と理想設備だけ思い描いて不動産屋行くか」という考えで数軒不動産屋を巡りました。
が、結局のところ上限家賃を伝えたら「予算上限ビタビタの物件」しか出てこなくなる。
理想設備を伝えたら「『ちょっと予算超えるんですけど笑』が枕詞についた物件」しか出てこなくなります。
まじでこの時間は意味がない。
なので、SUUMOあたりで「この設備でこの家賃なら許せる!」という物件を2,3個ピックアップして、「これよりいい物件教えてください」というスタンスで行きましょう。
この段階までの情報収集は、自分でやっても不動産屋で聞いても得られるものに大差はなかったです。
落ち着いて色々検討できるので、自分でやったほうが良いかなと思います。
2. まずは家賃かエリアをガッツリ絞る
かと言って「いきなり良いと思う物件ピックアップしろ!」と言われてもムズいですよね。
なので家賃上限かエリア。
この2点だけに注視して、まずはガッツリ絞るのがいいと思います
ちなみにこの二点の理由は「SUUMO等の物件探しサイトで絞り検索が簡単だから」です。
例えば「家賃max8万円までは払えるな〜、通勤時間は15分くらいかな〜」という人。
この場合は以下の手順で進めていくと思います。
1. 通勤時間15分を満たせる最寄り駅をピックアップリ(予算よりエリアで条件かけるのがオススメです。ざっくり相場がつかめます)
2. 上記で出た駅を最寄りとするように、家賃上限(この場合8万)で検索
3. 「上限8万だけど低いほうがいいな〜」と思えば7.5, 7とガンガン下げて検索し、物件が出てくるギリギリのラインを探る
この手順を踏んだ上で、全然出ないなら家の条件に対してエリアが高望みし過ぎ、逆に多すぎるなら家賃上限が緩すぎを意味します。
これが終わった段階で「この設備でこの家賃なら許せる!」の理想ラインが出てるはずです。
あとはここで出た物件を不動産屋に送って「もっと良いとこありますか?」と聞いて下さい。
3. 不動産屋は同時並行して強気に当たれ
どこの不動産屋も「実はみんな物件探しに使ってるシステム一緒なんですよ。だから他のとこ行く必要ないですよ」といいます。
これは事実です。物件自体はあんまり変わりません。
変わるのは費用です。具体的には礼金が半額になったり仲介手数料が半額になったりします。
家賃相場10万の家ならこれだけで5万変わりますね。
なので不動産屋は可能なら複数を並行利用しましょう。
具体的に何をするか。
不動産屋から良さげな物件を紹介されたとき、並行して連絡取ってる業者に「他の業者からこの内容で案内されたんですけど、もっといい所あります?」と聞いてみてください。
安くならならければ最初の店舗で良いですし、もっといい物件を紹介してくれる場合もあります。
「この事務手数料ってやつ、仲介手数料取るならほんとは取っちゃダメなやつですね〜」と交渉ポイントを教えてくれる場合もあります。
一社に頼り切りだと、「取れる費用は全部取っちゃる」という仲介業者の思惑にどっぷりハマります。
複数の業者を並行するのはオススメ、というよりマストだと思います。
以上の3点だけでもやれば、「納得できるエリアに納得できる家賃で、初期費用もなるべく抑えた状態で住む」が達成できると思います。
完全に初の家探しだった自分が、今回の家探しで自ずと行き着いた手順なので、特に難しい要素はないはずです。
もちろん色々としっかり調べて削れるところを削り倒すというのも手です。
例えば「仲介手数料は、判例から家賃0.55ヶ月分までしかとっちゃダメ」だったり、先の「事務手数料は仲介手数料に含まれてる」等、黙って毟り取ろうとする要素が沢山あるので対策項目はいくつもあります。
ただそれを一から頭に入れて、新生活の不安も抱えながら業者に論っていくのはすごいストレスだと思います。
なのでそれはできる方だけで、「無理せずに納得できる範囲の家を探す」というところをゴールにするなら先の3点で十分かなと思います。
これが今回の初家探しに伴って得た学びと反省です。
今まさにドタバタと4月への新生活に向けて家を探してる人はもちろん、今後家探しを始める予定の人の一助になれたら嬉しいですね。
ぜひ一緒に満足できる新生活を始めましょう。
それでは、よしなに。
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