見出し画像

メギド72カードゲーム「THE Foton」紹介

あけましておめでとうございます。コミケ99参戦してきました。
企業ブースにて真っ先に買いに行ったのがタイトルのそれです。

会場限定ポストカード。良い…とても… THE Fotonのハコにピッタリ入るので入れてます

THE Fotonのオススメ度(せっかちな人向け)

かなり良い。ただのキャラゲーだろうと侮っていたのでその反動もあるかもしれないが、程よい運要素、様々なジレンマ、勝利点の取捨選択など、しっかりと軽~中量級のゲームとしてオススメできる。ボドゲ好きなら自信を持って買って良いです。メギドファンなら尚更オススメです。

メギド72とは(知らない人向け)

悪魔を使役する「ソロモンの指輪」の力を発現した主人公が人間界と悪魔界を股にかけて戦争止めたり戦争したりするスマホ向けRPG。タイトルどおりソロモン72柱が登場するのはもちろん、他神話からも結構ゲスト参戦してたりするけれども世界観を破壊するようなアニメコラボなんかは全く無い。
他ユーザーと競うコンテンツが全くといっていいほど無く、自分のペースで上質なストーリーを楽しむ事ができるのが本当に良い。周回要素は周回チケットがやたらと配布されるので一瞬で終わる。未だに2000枚ぐらいチケット余ってる。
ガチャはあるけどキャラクターは毎月10%キャンペーンを確実にやるしなんならイベント・ストーリー配布キャラのほうが強いなんてことも多い。
戦闘システムは独特かつ面白い。フォトンという3種類のリソースを自他交代で1個ずつ取ってパーティーに配布していく、要するにドラフト要素。
サービス開始4年目。ぜひやってみてね。

シャックス、右側中央で飛んでる金髪の子が推しです

THE Fotonのルール概要

2~4人プレイ。最終的に勝利点が多かったプレイヤーの勝利。
勝利点はゲーム中に獲得できるものと、終了時に獲得するものの2種類。
開発はホビージャパン…!?ただのキャラゲーじゃねぇのかこれ!?

ゲーム開始時に、能力の全く異なる72種類のメギドカードから6人を選んでおき、自分のチームとしておく。メギドの能力はただの"色違いサイクル"のようなものは一切なく、メギドの個よろしく十人十色の能力が設定されている。デカラビアが全体ハンデスかましてきたりブエルがチャージとアタックとシナジーあったりザガンが妨害から守ってくれたりアンドロマリウスがスキル追加したりゲームの再現度があるカードも多い。
"捨札利用"や"妨害重視"など、点数をどう稼ぐかによってチームのシナジーが形成される。タクティカルソートですね。なお「オススメチーム」として説明書に6チームのサンプルが掲載されている。

能力の異なるメギドたち。裏面は特殊加工で市松模様のコーティング付き。豪華。


ゲームの流れは前半戦と後半戦に大きく分けられる。

前半戦は自分の「フォトンデッキ」を形成するドラフトフェイズ。後半戦でメギドを召喚するためのコストとして特定のフォトンを要求されるので、チームに選んだメギドの内容によっては"アタックフォトン多めスキルフォトン少なめ"が良かったり"チャージフォトン必須アタックフォトン不要"なんてこともある。理想に近いフォトンデッキを構成したい。

フォトンカード。メギドを召喚するために必要。数字にバラツキがあり、勝利点に影響。

後半戦はメギドを召喚して能力を発動させていくメインフェイズ。前半戦でピックしたフォトンデッキ約20枚から5枚を手札とする。自分の手番が来たら1枚ドローし、コストを払ってメギドを召喚する。召喚時にコストとして手札から支払ったフォトンカードが後々の勝利点につながるという部分は不思議な感覚。殆どのメギドの召喚時には召喚時効果が書いてあり、ドロー効果も結構多い。沢山引いて召喚しましょう。気持ちが良い。
全プレイヤーが6枚中5枚のメギドを召喚なり捨てるなりすればゲーム終了。要するに後半戦はたった5手番でおしまい。あっさりしているようで、メギドの能力が結構強いので考えることが多い。ここが良い。

最後、手札に余ったフォトンカードがあれば場に出すチャンスがある。
詳細略。

点数集計。召喚コストやメギドの効果で場に出されたフォトンカードを種類ごとに集計し、アタック・スキル・チャージのそれぞれの数字の合計で順位点。4人戦なら1位/2位/3位/4位で10点/6点/3点/0点など。
この最後の点数集計がある関係で「自分の場のフォトンを減らして勝利点を得る」系のメギドの能力が非常に悩まされる。かなり面白い。

ゲーム終了時の図。4人戦、29点で1位でした。プルソン出番なかったので寝てます

フォトンドラフトの方法やイベントカードの存在など細かい部分は端折ったが雰囲気は伝わったと思う。

一般販売?2022年3月?のようで、予約受付中。

カードサイズはMtGと同じ通常のTCGサイズ。裏面の特殊加工を活かしたいので安易に入れたくない気持ちもあるが、その特殊加工でカード同士の滑りがあまり良くないんで入れちゃうのもアリかなと思っている。

ゲーマーズのサイトには「カード102枚」って書いてあるんですが謎。
①シャッフルが必要なフォトンカード+イベントカードで計98枚
②シャッフルは不要だがまぁまぁ触るメギドカードが72枚
③ただのカウント用のためだけの点数カードが60枚
スリーブ入れるのは①もしくは①②で十分かと思う。

おしまい

2022/1/5追記
弓川様 同じくFotonに魅せられたモンモンが紹介記事書かれてました
メギド72 THE Foton 解説記事

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?