マガジンのカバー画像

ハルカの昆虫記

31
虫との関わりを中心に自然や生き物との向き合い、感じたことを記していきたいと思います。
運営しているクリエイター

2019年7月の記事一覧

【残り5日】100円ショップは教材の宝庫

写真はジャコウアゲハの幼虫である。 白と黒のコントラストにこのフォルム。 なんて可愛らしいんだろうか。 幼虫の食草となるウマノスズクサ〔馬の鈴草〕のスポット付近に用事ついでに、観察しに行った。今年初の幼虫であるが、4匹ほど確認できた。 近くの小学校では、生活科の学習でウマノスズクサを育て、さらにジャコウアゲハを観察しているそうである。 ジャコウアゲハの食草は、 ○ウマノスズクサ ○オオウマノスズクサ この2種類のみに限定されている。 学校での取り組みは、子どもたちにと

【残り9日】小さなカメラマン

昨日はようやく日常が戻ってきた。 ここ一週間くらい、東北に出かけていたり、彼と過ごしたりとずっと誰かと過ごしてきた。 英語も読書もストップしてしまったままだ。準備も全然手をつけていないから、そろそろやらないと…。 昨日は、単身赴任の父親が帰省していたこともあり、両親は2人でお出かけ。 午前中は、遊びに来ていた甥っ子1号の相手をしていた。 私にとって甥っ子1号は、良きフィールドワークのパートナーだ。 今日はルワンダに連れていくサブ機として注文していた、OLYMPUS

【残り17日】教材としての消しゴムはんこ

私の趣味の1つに消しゴムはんこがある。 100均で道具が全て揃ってしまうのも魅力の1つである。 最近は、以下に該当する人に向けて、せっせと消しゴムはんこをこしらえていた。 ・訓練所でお世話になった人 ・主に教育現場に行く人 (・ミニ講座に参加してないが、興味を持ってくれた人) 受け取った人が、喜んでくれるといいなぁ。 実際に、ラオ語やアラビア語など非英語の言語を彫るのはなかなか面白い。 ミャンマー語も彫ってみたいけど、丸が多すぎて読めないかつ彫りにくい…笑 モ

【出発まで残り25日】虫好きの原点

ようやく実家に帰省しました。 我が家の庭は夏野菜が実り、すっかり夏になっていました。 私の実家はお茶農家です。庭や畑にはとうもろこし、里芋、枝豆、きゅうり、トマト、ねぎ、ミョウガ、しその葉などなど沢山の野菜や草花が育てられています。そのため生き物も沢山います。 トマトやとうもろこしは食べ頃です。甥っ子1号が、とうもろこしの葉やヒゲをむしりまくっていました。このヒゲなんだろうねーなんていいながら手伝いました。 我が家では野菜が産地即直送なので、なんとも新鮮!!出発までに沢山

【本の虫】No.1|蛾蝶記

昨日は比較的のんびりした一日だったので、手始めに海野和男さんの「蛾蝶記」と久保田賢一先生の「ライフワークとしての国際ボランティア」を読みました。 蛾蝶記は前の職場を退職する時に、唯一の同僚から頂いた。訓練前にゆっくり見ることができなかったので、美しいチョウとガの写真をゆっくりと眺めていった。 今森光彦さんの「昆虫記」が私のバイブル本であるが、大人になってチョウとガに焦点を当てた海野和男さんの「蛾蝶記」があることを知った。この本は初版が1998年に出版されている。海野さんは

【JOCV訓練】リス班解散

金曜日に最終試験を無事終了し、土曜日は地域実践の最終報告会、日曜日にはリス班でご飯に、今日は岳温泉観光協会の方に向けて成果報告会を行いました。 (なんちゃって)リス班、 もとい虫班。笑 メンバーは、カメムシ専門家、イモムシ愛好家(私)、ecophillia、ルワンダ最速の男、三線弾きの理科教師です。 自然や虫を愛してやまない素敵な変態メンバーと自然は好きだけど虫はちょっと、、という素敵なメンバーが混在した班でした。 この地域実践を通して、自然好きでそれぞれの専門を持っ