【残り5日】100円ショップは教材の宝庫
写真はジャコウアゲハの幼虫である。
白と黒のコントラストにこのフォルム。
なんて可愛らしいんだろうか。
幼虫の食草となるウマノスズクサ〔馬の鈴草〕のスポット付近に用事ついでに、観察しに行った。今年初の幼虫であるが、4匹ほど確認できた。
近くの小学校では、生活科の学習でウマノスズクサを育て、さらにジャコウアゲハを観察しているそうである。
ジャコウアゲハの食草は、
○ウマノスズクサ
○オオウマノスズクサ
この2種類のみに限定されている。
学校での取り組みは、子どもたちにとって自然保護についても学べる、価値のある機会になっているのではないかと期待している。
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さて、今日は病院、買い物、パッキングがメインの一日であった。
私の元職場付近には、DAISOとSeria、地元の100円ショップの3つがある。
私にとって100円ショップは教材の宝庫である。
私は教材作りが好きなので、非常勤として働いていた頃、よく100円ショップへ教材探しに通っていた。
特にDAISOとSeriaを利用していたのだが、それぞれ良いところがあり用途によって使い分けていた。
今の100円ショップは10年前とかに比べるとかなり進化している。
世の中で様々な便利グッズやアイディアグッズが生み出されている。
普通に買ったら高い商品が、質が落ちるが100円ショップで類似品を購入することができる。
まず、DAISOの良さはなんといっても品揃えと量である。
“こんな商品まであったのか!”と驚かされることが多々ある。DAISOでは100円以外の値段で売られている商品もあるが、それらの商品がさらに商品の種類の幅を広げている。
自由研究やマジック系のグッズは、続々と種類が増えていてなかなか面白い。
一方Seriaの良さは、デザインや機能性が高いことである。
DAISOに比べると量は少なくなるが、その分一つの商品における種類やバラエティはとても豊かである。DAISOでもう少しこんな商品があれば…という時に、Seriaに行くと意外と納得いく商品があったりする。
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100円ショップに限らず、
“教材にならないかな”
という視点で物事を見ていると様々な発見があり、とても興味深い。
商品を見る時に、普段こういう用途だと決めつけていることが多いと思うのだが、“教材”という視点で見ることによってそのフィルターが外されるのだ。
つまり、商品の用途以外の使い方や価値を見出せる事が多い。
さらに、科学の場合では模型やモデルを作るときにも役立つ。
例えば、化学結合、体心立方格子や面心立方格子の模型、DNA二重らせん構造、染色体の構造(ヒストン)の模型など様々なものが作成できる。
現地では、現地の材料の活用が必要になるため、教材探しの視点で面白い材料や素材を探せたらと考えている。
また現在では物は圧倒的に日本より少ない。そのため、数少ない材料をどう工夫していくのか、何ができるのかを考え、作ることが楽しみである。
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【以下、虫編です。笑】
今日はフィールドワークや自然観察で使えそうなグッズを主に探していた。
以上の商品を購入した。
そして、今日イチの商品はこちら↓
DAISOの虫取り網。
恐らく初めて見たので、今年新しく出された商品だと思われる。
この虫取り網のすごいところは、指示棒のように80cm以上伸びる!!
持ち運びに視点を置いた商品なのだが、捕虫網の購入を現在検討している私からすると、この“持ち運びやすさ”はかなり嬉しい。
虫取り網は長さが必要なので、持ち手の素材は竹やプラスチックが多い。
しかし、この虫取り網は“指し棒+網”を合わせた商品で、このアイディアには感心した。脆さはあるかもしれないが、“伸縮性”がなんともありがたい。
次に拡大鏡である。
こちらはSeriaの商品である。
大小2本セット、レンズが2つになっている商品の2種類が販売されていた。
素材はプラスチックなのでガラスに比べると劣るが、重さの観点ではとても軽く機内の重量制限にとってはありがたい。
また、レンズが2つ付いているルーペもなかなか使えそうだ。
最後にこちら↓
Seriaの多目的ネット。
主に野菜の天日干しなどが本来の使用例なのだが、私は昆虫飼育、特にいもむしけむしの飼育で使用している。
網目状でフンが落ちるので掃除が非常に楽である。ちなみに室内飼育の場合では、下にガーデニング用の受け皿を取り付けている。
さらに、蛹になるときも幼虫が歩きやすいかつ蛹を作りやすい。また、羽化時には広いスペースがあるので羽化不全になりにくいのである。
折りたたみができるのでこれもまた素晴らしい。昆虫飼育したい方には是非オススメのグッズです。笑
ルワンダでも、子どもたちと生き物の観察をしていきたい。
どんな生き物がいるのか楽しみである。
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