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転職のリアル 2024 #2 - 必要書類のアップデート

ローズです。前回のポスト「転職のリアル 2024 #1 ローズ的最適解」をお読みいただいた方、スキを送っていただいた方、誠にありがとうございます!これからどんどん情報をストックしていきますので、どうぞお付き合いくださいませ。

今回は至極当たり前のことで恐縮ですが、応募に欠かせない書類:履歴書、職務経歴書(外資系企業では職務経歴書+履歴書にあたるCVのみで応募OKのケースも)の準備に関し、実体験からの意見を書かせていただきますね。

応募書類は選考の第一関門

転職経験がある方なら、少なくとも一度は書類作成を行ったことはありますよね?完成すればどうってことはないのですが「面倒くさいなあ」という気持ちになることもしばしば。

自分の市場価値を測るため、コンスタントに活動を行っている方であれば、内容のメンテナンスはされているかと思いますので、いざ応募!となってもすぐに進行できます。しかしながら、活動は前回の転職振り、という方、もしくは、初めての方にとっては、この作業が結構面倒なのです。

結論から言います。面倒でも取り組みましょう。直接応募でも人材紹介会社経由でも、ステップが簡単な知人紹介であっても、履歴書・職務経歴書は提出必須です。一度に完璧を目指さず、6,70%の完成度で人材会社やチェックサービスを利用する(ココナラなど添削サービスは多いです)、もしくは、転職経験のある友人・先輩などに見てもらい、修正を加えていけば、そこまで負荷が掛かる作業ではありません。作業の難易度よりも「面倒くさい」という心理的ハードルが高い気がします。

よく「転職したいけど、書類作成が面倒だよね」という会話を聞くのですが、そのような方は、転職に限らず他の事象(手間や面倒、分からないこと)に対しても同じ思想・姿勢で、物事を後回しにして行動しない特性が強い印象です(あくまで個人的見解)。副業や資産運用についても同様ですね。

転職7社目、現在も転職活動中の私の現実的なアドバイスは、やはり「定期的なメンテナンス」が合理的でしょう。在籍中に達成したプロジェクトや実績など数値化したもおを箇条書きでも追記しておくと後々が楽です。応募段階になって「あの時の結果どうだったかなぁ・・・」と資料を見返し、まとめる直すことは煩雑で時間が掛かります。記憶が新しい内に、四半期毎にアップデートすることをお勧めします。在籍企業によっては、四半期毎に目標設定(KPI)を立てていると思いますが、評価制度で作成した自己評価をそのまま流用できますので、このタイミングで職務経歴書の情報も整理すると一石二鳥です。

内容はシンプルに、枚数も極力少なく

日本語・英語ともに共通する重要な点は、内容は分かりやすく、枚数も極力少なくが鉄則です。これは読み手(採用担当者)の立場に立つと分かるのですが、人事や採用マネージャー(後の上司にあたる方)は多忙な中、大量の応募書類をチェックしています。「一度読んで理解できるもの」が好まれるのは当然でしょう。特に外資系企業はその傾向が強く、留意ポイントです。

私のように職歴が多い方はどうしても3~4枚となってしまうのですが、それでもコンパクトに、見た目もすっきりさせ、読み手の理解が早くなるような工夫をしています。

正解はない、状況に応じ、色々な方に見てもらう

実は、履歴書や職務経歴書は、書式や書き方など、これが「正解」というものはありません。ただし、応募企業に「好まれる」見せ方はあります。奇をてらう必要は決してありませんが、この点も念頭に置いて作成しましょう。

応募案件の募集要項にある、必須条件に合致する経験から列挙し、強調する、などです。同じ職種であっても、A社とB社では求めている要件やスキルが異なっています。多くが必須なものから書いてありますし、外資系企業はよく、MUST(必須)と記してあるため、これらは明確です。また、強調する意味は、 ボリュームを割く、ということです。ポジションにあまり必須ではない経験(Preferable=あれば好ましい)を1行で書く場合、必須スキルは3.4行を割き、十分な経験があるように見せます。このようなテクニックで、ポジションとマッチ度が高い人材である、とアピールすることができます。

外部のチェッカーは登録している人材会社が基本、+アルファで個別依頼も

書類チェックは、経由応募する人材会社の担当者に依頼をしてください。私の経験では、過去に大幅な修正指摘を受けたことがないので、しっかり見てもらっているか若干心配ではありますが、書類は応募先(=人材会社)の責任にもなりますので、まずは人材会社へ任せましょう。

ほとんどはこれでOKと思いますが、私はさらに、転職経験のある職位の高い友人と、英語レジュメに関してはネイティブチェックを行っています。前者は採用側でもあるため、内容の過不足も指摘してくれますし、後者は外資系企業では特に気を使いますので、英語圏の友人、講師などに見てもらっています。これらネットワークがない方は、ココナラや、インターネットで「職務経歴書チェック」など検索すると、類似サービスが出てくると思いますので一度、調べてみてください。

英文レジュメについて、もしご不安な方がいらっしゃれば、条件や時期など要相談となりますが、友人に対応できるか尋ねてみることも可能です。

何はともあれ、書類選考をパスしなければ、面接に進むことができません。書類作成は基本中の基本、作成に際し不明点があれば、前述した様々なプロの手やサービスを活用し、あなたの経験や強みがしっかり伝わるレジュメを完成させてくださいね。

お読みいただき、ありがとうございました!







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