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Work|「シェフと茨城」最新ポスト。縁が続くのがこの仕事の醍醐味

茨城県公式のnoteマガジン「シェフと茨城」の最新ポストでは、「南部杜氏自醸清酒鑑評会」の吟醸酒部門で首席(1位)、「全国新酒鑑評会」でも金賞を獲得したつくば市の酒蔵「浦里酒造店」の6代目で製造責任者の浦里知可良(ちから)さんのインタビューです。

鑑評会とは、「酒造のF1」ともいわれるほど、各蔵の技術や知識を最大限に集結させて造った酒で審査されるもの。そのトップカテゴリーでの結果は、名誉なものです。

まだ29歳という若き杜氏の声をぜひ、お聞きください!

思いがけない山形県と茨城県、僕の繋がり

浦里さんとお話のなかで驚いたのは、山形県酒造組合の特別顧問の小関敏彦先生と会長で出羽桜酒造の蔵元、仲野益美さんのお名前が出てきたことでした。

ちょうど今年3月に、山形県酒造組合とGI山形のガイドブックを制作したばかりで、小関先生と仲野会長には、さまざまお世話になったばかりでした。

山形は、まだまだパック酒が地元消費の主流だった1980年代から、県全体で高級酒にあたる吟醸酒の醸造を推奨し続けて、フランスのシャブリのような名醸地を目指しました。県単位では初めてGI認証も獲得し、それこそ「全国新酒鑑評会」に山形県の蔵の名が当たり前のように並んだり、海外の酒コンペティションも評価を得るなど、グローバルな視点での地域ブランドづくりを進めたを聞かせてもらっていました。

浦里さんだけでなく、浦里さんの父・浩司さんも出羽桜酒造で研究し、小関先生や仲野会長との交流があったという話を聞き、茨城県のなかでも吟醸酒の醸造に早くから取り組んでいたことの理由がわかったようなきがします。
日本酒はまだまだ勉強中ではありますが、こういった縁をもとに、自分の知識が蓄えられていくのは、この仕事をしている醍醐味です。

山形県と茨城県という、僕にとってゆかりのある県が繋がったのもうれしい出来事でした。

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明日は「Food」。茨城県ツアーのこと。いよいよ書きますよ

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