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note|阿久津智志さんのnoteを読んだ

週末を中心に更新している個人のマガジン「note」では、1週間で読んだnoteのなかから心に残ったものを紹介しています。今回は、阿久津智志さんの「BAGUETTE」です。

ものづくりをしているならできるだけ文章を書いて「なぜ作るのか」「どうつくるのか」「何を毎日考えているのか」ということを書くだけでファンができるんじゃないかな、と思っているんですけど、阿久津智志さんのnoteはそのとてもいい例だなぁと思いました。

このnoteでは、小麦粉を阿久津智志さんがお店を出している群馬県産の小麦に切りかけるために配合を変えたという話から始まっています。

そのなかで、いいなぁと思ったのは、「地産地消」に対しての考え方です。大事なのは「地産地消」が目的ではなくて、食べてもらう人なんですよね。

これ、結構見失いがちで(自分も含めて)、ついつい手段が目的になってしまいがちです。今だと、SDGsやエコをテーマにしたサービスも、エコでSDGsであることが目的になってしまって、「これって誰得?」って感じてしまったり、自分自身も手段に固執してしまうことも多くあります。

そういうなかで、阿久津さんは、「地産地消」はあくまで手段で、その先のお客さんが感じる「おいしさ」を見ているところにとても共感します。

イギリスやポートランド(アメリカ?)に行かれた思い出を時折交えているのでうまく阿久津さんの人柄が伝わってきますよね。

群馬県桐生市でTHE BAKERYというパン屋さんをやっているそう。ぜひ近くに行く際には行ってみたいですね~。

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明日はClubhouseの総集編です。


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