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note|小野由衣子さんのnoteを読んだ

毎週土曜日に更新しているマガジン「note」では、1週間で読んだnoteのなかから心に残ったものを紹介しています。今日は、小野由衣子さんの「おやさいクレヨン🖍」です。

野菜の外葉などを原料にしたクレヨン

おやさいクレヨンstandardは、お米と野菜から作られたクレヨンです。米ぬかから採れた米油とライスワックスをベースに、収穫の際に捨てられてしまう野菜の外葉などを原材料に使用しました。
小さなお子様も安心して遊べるように、野菜の色を補う顔料は、食品の着色に使用されるのと同成分のものなどを採用。万が一、口に入れても安全な素材だけでできています。(本文より引用)

それまで畑で売り物にならなかった外葉などを使っているというのは、とても価値あることすばらしいことですよね。そういった廃棄作物を再利用することもさることながら、僕としてはクレヨンの色が素材の色になっていることでした。

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(画像はおやさいクレヨンのサイトから引用)

リンゴは赤じゃなくてリンゴ色だし、ネギは緑じゃなくてネギ色で、トウモロコシは黄色じゃなくてトウモロコシ色なんですよね。光の当たり方で色はどんどん変わっていくし、そもそも自然界には固有の色なんてないのですから、「」というカテゴリー分けは、色で社会を管理しようとする組織の洗脳ではないかと思っています(いいすぎ)。

色は16色でも32色でも100色でもなく無限にある。むしろRGBの光の再現の方がよほど本来の色の意味に近い気がしているし、将来的に色の名前はなくなっていくのではないかと思っていることもあって(画像加工のようにドラマティックとかそういう方向になるのじゃないか)、このおやさいクレヨンはそういったものの先駆けになっているようにも思います。

もうすこし科学的な色の見え方が浸透したら色素の呼び方のクレヨンもできるかもしれませんよね。

「色育」から多様性を学ぶ日も近い??

そう思うと、色に名前を付けるということはいつから始まったのでしょうかね。

紅白は祝、白黒は喪という色の組み合わせによる意味もあったりして、言葉では表せない場の雰囲気や空気感を形作るもののような気がします。色によっても食欲を感じさせたり、そうでないものなどありますよね(一般的に青は食欲を低下させるといわれています)。

クレヨンというある意味でイノベーションが起こりずらい幼児玩具の世界に、こういった多様性のあるものができると、子どもへの影響を考える親御さんなどにはありがたいんじゃないでしょうか。

食育なんて言われてもいますが、「色育」にも注目が集まるかもしれませんね。

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明日は、1週間のclubhouseを振り返ります。

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