Work|何で僕に頼むんだろう?
僕が仕事をさせていただいたときに、チームを組み時に意識していることがあります。
「なぜこの方に頼むのか」ということを明確にすることです。
なんであなたでなければいけない理由がなければお願いしない、と思っているし、その理由はどんなことがあっても侵食しないようにしようと思っています。
語感や人へのまなざしに魅力を感じているのであれば、そこは絶対に直さない。
味に関する表現力の高さであれば、最大限に尊重する。
世界観を表現したいフォトグラファーであれば、そもそも最初のプレゼン段階から、精神性やフレームを大事にできるフォーマットにしておく。
もちろんそれ以外のところは、結構意見もいいますし、原稿を直させてもらったり、写真を使わないこともあります。自分はそういう意味では、けっこうシビアだと思うのですが、その反面、ぜったいに信頼している部分は手を付けない。そう思っています。
だからこそ、あるんですよね。
「なんで僕に頼んでるんだろう」っていう仕事が。
何でもやります!というわけでもないし、自分でやるなら、信頼関係のある方とやりたいと思っているのに、どこに魅力を感じているんだろう、ということが。
自分に求められていることがわからなくなるときもあるのですが、せっかく自分らしい表現ができるようになったのだから、そこを最大限に尊重してくださる方たちと仕事をしたいな、と思っています。
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明日こそは、コンテストの記事を書きます!
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