見出し画像

新しくなった国立競技場の最速レポート

「国立競技場オープニングイベント ~HELLO, OUR STADIUM~」に当選して行ってきましたので。さっそくレートがてら新しい国立競技場の見所を紹介していこうと思います。


画像1

記念の写真を撮るなら外苑門(Eゲート)の近くにある
このネームプレートと競技場です。

画像5

設計は隈研吾さん。特徴的な木の意匠が隈さんらしい。

画像6

12月21日16時30分頃。トワイライトとライトアップされた競技場は美しい。

入り口となるゲートは4つあります。外苑門、中央門、千駄ヶ谷門、青山門です。青山門の写真がなくてすみません。

画像2

外苑門は、東京メトロ銀座線「外苑前駅」をが最寄りです。

画像3

千駄ヶ谷門は、JR「千駄ヶ谷駅」と
都営地下鉄大江戸線「国立競技場駅」が最寄り。
青山門は東京メトロ・都営地下鉄大江戸線「青山一丁目駅」が近いです。

画像7

中央門はメインスタンド側なので、VIP感があります。

画像8

画像9

入場はQRコードで

競技場内に入る際は、チケットのもぎりはなく、すべてQRコードをかざして入場します。画期的ですよね。

この日のイベントは18時30分〜21時30分と長丁場。下記のような注意事項が掲示されていました。

画像10

そしていよいよ競技場内に向かいます。観客は3層に分かれていて、階層の移動は、この日はNG。僕は、一番高層にあたるエリア3に向かいます。

画像11

エリア3へはエスカレーターで移動できます。

そしていよいよ、グランドが見える観客席へ。こちらは動画でご紹介。

画像12

画像13

エリア3はいわゆる3階席なのですが、客席の配置にかなり傾斜があり、上下の移動はちょっと怖い感じ。全体としてすり鉢状になっているので、グラウンドを鳥の目のように上から見るので、サッカーやラグビーなどのフィールドスポーツで全体感が近くで見えそうなイメージです。

すべてのひとが楽しめるスタジアム

ジェンダー、年齢、国籍という壁を取り払い、すべての人がスポーツやエンターテインメントを楽しめる場所を目指すということで、スタジアムとしては、あまりみることのできないスペースがありました。

画像16


画像17

画像18

カームダウン・クールダウンルームの中です。

画像19

たとえば性的マイノリティの方も利用しやすい、男女共用トイレ

画像20

ここは車椅子専用のスペースです。

画像21

ほかにもこんな設備があります。

気になる売店は?

場内の売店も稼働していました。この日は現金のみ。グローバルな興行になった場合はカード決済も可能になると思いますし、言語ももう少し多くの国の方が利用しやすいものになると思います。

あと、ラグビーW杯のときに感じたんですが、売店の方にもある程度英語が出来る方がいた方が、世界から人が集まる場合はいいかと。ラグビーのときは、売店の料理がなくなって、それを日本語でしかアナウンスしないから、知らずに30分くらい並んだ外国人がかなりキレてたという現場をみましたので。

画像22

画像23

味は。。。そう思うと、コンビニのスナックってかなりレベル高いよなと思いました。カレーも数種類ありました。場内には、内容の異なる売店があるようです。

画像24

チキンステーキ600円

画像25

唐揚げ棒500円

画像26

そーす焼きそば500円

画像27

フライドポテト450円

画像28

トルティーヤドッグ400円

画像29

ターキーレッグ750円

画像30

生ビール700円(この日は特別割引で、通常は800円)、レモンサワー500円

画像31

ほかの売店のメニューです

画像33

オフィシャルグッズも。

画像32

 新宿副都心の夜景を見ながら始まりを待ちます。

実際の場内で鑑賞してみる

およそ3時間ほどのイベントでしたが、勾配の急な客席で心配だったのですが、椅子の座り心地もよく、ストレスはなかったです。

画像33

肉眼では、これくらいは見えます。

映像と光を駆使して、こんな演出も。

画像34

観客の携帯のライトを照らしてこんな演出も

帰りは苦労したけど、それは今だけ

現在、新しい国立競技場は入場できませんし、周囲も柵に囲まれていて、近くに入ることもできません。そのため、ゲートや入り口を限定して解放する方法をとっていたこともあり、帰るのに苦労しました。ゲートに人が詰まってしまうんですよね。

画像34

しかしそれも、周辺の工事が終われば、解消されるでしょう。

JRなら千駄木、信濃町、東京メトロなら青山一丁目、外苑前、北参道、都営地下鉄なら国立競技場前と使える路線も多いので、散歩しながら帰ることもできます。

画像35

作ったはいいけど、そのあとどうやって運営するんだ、とか、もともザハ案の方が、建築として優れていた、とか、なんでも足を引っ張ろうとする日本人らしく、出来てからいろいろ言われていますが、もうできちゃったんだからしょうがない。自分たちで工夫して楽しんで、使ってみて、いろいろと思い出を作ればいいんじゃないかと、思います。

料理人付き編集者の活動などにご賛同いただけたら、サポートいただけるとうれしいです!