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シェフレピ1周年、インハウスエディターとしても1周年

本日4月7日で、「シェフレピ」のサービスリリースから1年が経ちました。

創業者の山本篤さんが起業してゼロから立ち上げたサービスが、1年も続けられたのは、投資先の皆様の力添えとご鞭撻、気に入って使って、さらに応援までしてくださっているユーザーの皆様、そして支えてくれている周囲の人たちのおかげです。

そして何より、山本さんをはじめ、シェフレピを運営するefooの苦労と努力の結晶でもあるということは、ずっと近くで一緒に仕事をしてきたからこそわかることです。まだまだ目指す世界は先にあるので、引き続きやっていく必要があるのですが、1年という節目、一度自分自身で振り返ってみるのもいいかもしれません。

僕自身としても、シェフレピが目指す世界に近づけるために編集者としてもっとできることがあるのではないかと常々思っており、力不足を痛感する日々であります。なので2年目も、引き続き力を合わせてサービスを成長させていたけたらという思いしかありません。

インハウスエディター(社内編集者)として

インハウスエディター(社内編集者)という言葉を知るようになったのは、2,3年前でしょうか?

会社付きの編集者ということで、会内のメディア全般の編集者で、主にはサイト内のディレクション・ライティング、プレスリリースの制作などが業務にあたります。

シェフレピでは、僕自身の料理雑誌編集者のキャリアを活かして、サービス全体の企画やブッキング、撮影立ち会いなどもしています。

フリー編集者になってから、メディアに付随する編集者ではなく、企業や個人に付く編集者という仕事にニーズがあるはずと思っていたなかで、シェフレピに参加し、あくまで「編集者」としてサービスに関わってきました。

僕自身としては、シェフレピの1年で、移り変わりが激しい時代をリアルに感じました。トライ・アンド・エラーでどんどんと変えていくところと、核として変えないところの明確な意識づけがかなり必要だなと思いました(そもそも保守的な人間なので)。

オンラインでモノを売るためには、それまでいた出版の世界では考えたこともないようなことがあったり、まったく違う世界への戸惑いも感じながら、届ける相手は「人」であったり、情報を伝えるデザイン力などには、これまで紙媒体を中心にやってきたことと大きく変わらないことも実感し、編集者的な視点が十分に他の業界でも通用する自信も得られました。

紙媒体出身の編集者が、本質的な編集スキルだけでどう生き残っていくかというキャリア形成にも、少しは答えがでそうです。

とにもかくにも、1年。まだ1年です。

シェフレピが目指す世界は、まだまだ先にあります。ずうずうしいお願いではありますが、サービスの向上にむけてチーム全員で突き進んでいくためにも関係者の皆様、友人の皆様、変わらずご指導・ご声援をよろしくお願いします。

料理人付き編集者の活動などにご賛同いただけたら、サポートいただけるとうれしいです!