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Life|50日間連続で朝7時からclubhouseを始めてわかったこと

1月31日からclubhouseで「 #ラジオ江六前 」という企画を始めて、平日だけでなく、土日祝日も休まず配信をし、昨日3/21で連続50日になりました。実は初日だけは朝9時からでしたが、以降は毎朝7時スタート。一日も欠かさず配信を続けています。

会社勤めのころは、完全な夜型で、2時か3時に寝て、8時半くらいに起きるみたいな生活をしていて、コロナ禍でも自宅作業が増えても夜型は変わらず、9時頃に起きることもありました。そんな僕が一度も寝坊せずに続けているのはすごいですよね(自画自賛)。

上の2つのnoteにも書いたのですが、clubhouseで毎朝お話する目的はこんな理由です。

【目的】
noteを毎日読んでくださる方と話をして強い関係をもちたい
【clubhouseを使う理由】
会員制のclubhouseで、かつわざわざ朝7時聞きに来てくださるというハードルを設けることで、冷やかしやお付き合いでの視聴を減らしたい

noteを毎日読んでくださる方と話をして強い関係を作ることで、編集者としてこれからどんな企画を立てていったらいいかなどのアイディアをいただいたり、実際に編集したものに感想をいただいて、さらに良くしていくことができるようになったらいいな、と思っています。

ひとまずではありますが、50日間毎日やってみて発見したことや、自分自身の変化について、途中経過的に書いておこうと思います。

良かったこと①自分のことをよく知ってくださる人が増えた

一番の目的だった、僕が書いているnoteをおもしろいと言って読んでくださる方が増えましたね。あとにも書きますが、noteのエンゲージメントは10%くらい上がりました。

とくにこれまで「食の人」「外食の人」というイメージだったのですが、アートについてのnoteも話すようになってから、「食×アートの人」という視点で見ていただけるようになったのは、とてもうれしいことです。

実際、始めた当初は、食のお話をすると思われているだろうな、と思って、そういうnoteを選んで話していたんですね。それで、途中から週1くらいでアートの話をするようになったら、おもしろかったとTwitterでコメントをしてくださったり(ハッシュタグは #ラジオ江六前 です)、TwitterやInstagramのDMで感想をくださったりして、「自分が話したいことを話しておもしろいと言ってもらえてる!」と勇気づけられました。

今では、週に2、3回アートのことを話したりしていて、食のテーマの方が少なかったりします。きっと、食のことだけを話していたら、自分自身も途中で飽きてしまったと思います。

あとは、「夜よりも朝の方が、毎日聞いてくれる方が多い」という仮説もその通りだったかなと思います。

僕自身が、たとえば夜22時から毎日だったりすると、仕事の都合とかその他の予定で配信できないことが起きて、すぐにやめてしまうだろうと思っていました。朝7時なら予定が入ることもないし続けられそうと思ったわけですが、それは聞いてくださる方も同じで、比較的みなさん朝の予定はかわらないので、一度聞き始めていただいたらラジオ代わりに聞いてくださっているみたいです。

おかげさまで毎日30~40名くらいの方に聞いていただけています。すごいことです。

良かったこと②noteのエンゲージが10%くらい上がった

noteは細かいエンゲージがでないので、ビュー数とスキ数でしか測定できないのですが、週間でビュー数は1000~2000は上がって、スキの数も5くらい増えました。

clubhouseは始めたからかなのかはわかりませんが、その週に読んだnoteが30~50ビュー、スキもたまにつくので、週で考えれば300~400ビュー数が増えてるわけですから影響がありそうです。

良かったこと③Twitter、Instagramのフォロワーさんが増えた

毎日の告知をTwitterでやっているので、Twitterのフォロワーさんが増えていくのは想像していたのですが、Instagramの方も、ちょぼちょぼと増えているのにびっくり。

Instagramは、うまく撮れた写真を集めて、ニヒヒと笑いながら見るように使っていて、あんまり自分のことは出してないんですけど、興味を持っていただけているのがわかって、定期的に上げて楽しんでもらいたいな、と思うようになりました。

良かったこと④DMがきっかけでリアルでお会いすることも

続けて2週間くらいで、ルームの感想をTwitterやInstagramのDMで送っていただけるようになりました。青山一丁目のレストラン「The Burn」で不定期にやっているMAGARIに来てくださった方もいて、うれしかったですね。

僕自身、お店を持っていたり、人前に出るようなことをしていないので、そもそもお誘いいただいてお会いすることはこれまで少なかったですから、clubhouseがきっかけで「江六前ってどんなやつだ、会ってみたい!」と思っていたらけるのは、うれしいことです。

良かったこと⑤一日が長く感じる

これは生活習慣なのですが、完全に朝方になりました。だいたい23時ころ、おそくとも24時までには寝て、朝6時には起きます。

clubhouseのいいところは、多少寝坊してぎりぎりに起きたとしても、そのまま話し始められるので、インスタライブのような「見え方」を気にする必要がありません。

clubhouseが終わると8時。一通り話して頭も冴えているので、そこからこまごまメールの返信や、原稿のブラッシュアップなどに取り掛かれて、昼頃までばばぁっと仕事を一気にかたずけられるようになりました。

夜もだらだら仕事しなくなったもよいこと(夜は、朝にくらべて効率がやっぱり落ちる)。一日が長くなったように感じます。

良かったこと⑥「声がいいですね」って褒められた

自分でも意外だったのですが、「声がいいですね」と多くの方に褒めていただきました。

仕事柄、インタビューの録音データを聞き返すことが多いのですがそのたびに自分の声がなんかもっさくて嫌でした。昔から「もごもご言ってないで、はっきりはなしなさい!」と母親から言われていたこともあって、ちょっとコンプレックスだったんですよね。

それが逆に「いい声」って言われて、恥ずかしいと思いながら、うれしいですね。歳を経て、馴染んできたのかしら。

良かったこと⑦早寝早起になって妻喜ぶ

これ重要です。朝まで仕事して、昼まで寝てるみたいなこともあって、「掃除や洗濯が片付かない!」といつも妻の機嫌を悪くさせていた僕ですが、朝早く起きるようになって、いい事づくしです。

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逆にデメリットということは、あまりないんですけど、強いて言えば、これまで朝起きたらランニングしていたんですけど、その時間がうまく一日のスケジュールのなかに組み込めていないことですかね。

clubhouse終わると、頭が冴えているから、すぐに仕事に入っちゃうんですよね。clubhouseの前に走ったらいいとも思うんですけど、そうすると5時起きにとかになっちゃいますから。どうしたものかと考え中です。

続けていくうえでの不安や課題について

これからも続けていこうと思ってはいるのですが、いくつか不安と課題はあります。

①話しておもしろいnoteが減ってきた。おもしろい話が続けられるか
②スピーカー側に手を挙げてくださる方を増やしたい
③週7日はさすがに続かないよね。じゃあ、いつ変えるの?
④365日続けたら面白いじゃんというもう一人の自分の声
⑤note以外のコンテンツを増やす?
⑥アシスタントさんに入ってもらって2人しゃべりの日を作る?

どれも解決しようとすると、負荷かが掛かってしまって、続けることを妨げる気がして変えられないというのが実情だったりします。できるだけ少ないリソースで、続けることを考えると、解決しようとしないことが一番の解決策かな、と思ったりもします。

clubhouseはログが残らないとか入室経路がわからないという指摘がありますよね。

それってフォロワー数を増やすことをゲームみたいに楽しんだりする方には、おもしろくないというか、張り合いがないでしょうね。多分。細かいデータがないので、そういう意味でのデータを反芻することのモチベーション維持みたいなことができないから。だからやめちゃう人が多そう。

逆に、僕みたいに好きなことをただ話す人にとってはいい場所なんだと思う。フォロワー数が多いとかよりも、どれだけ親密なルームにできるかみたいなことの方が大事なので。なんなら、1人でも聞いてくれる方がいればもうありがとう!から始まっていますから。

大きな目標ということはないのですが、できるだけ続けていって、僕のファンになってくださる方を増やすということが目標なので、あまり気負わず続けていけたらと思います。

また51日目からもよろしくお願いいたします!

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明日は「Art」。「イギリス絵画がイマイチなわけ」について。


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