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Work|フードロスともったいない精神

企画から執筆、撮影までを担当し、1月から毎週更新している「乃木坂しん」のnoteマガジン。前回は、レストランにとってこれから必須になっていくだろう社会的責任についてを、「乃木坂しん」の料理長、石田伸二さんと支配人の飛田泰秀さんとの対談形式で配信しました。

ファインダイニング(高級店)は、ながらく「フードロス」の問題を抱え続けているといえます。日本料理においても同じような状況があるなかで、乃木坂しんでは、ロスを出さないようにすることがかえってクリエイションのきっかけになったといいます。

サステナブルな食材を使うことやフードロスを減らしながら外食をしていくことは、本当に難しいものです。すごくコストもかかります。

またその価値がまだまだ伝わっていないこともあり、ニーズ自体がまだ少ないというのも事実です。単純にいえば、「サステナブルだから売れる」というわけではまだないので、続けていくには身を削っていかないといけない。いずれどっちをとるかの選択になる。

そう考えると、やっぱり地道にできることを進めていくことしか方法はないのではないかな、と個人的に思うこともあり、今回のテーマを投げかけてみました。

答えがあるというわけではなく、いつも考え続けなければいけない課題だと思うので、こういった記事を発信し続けることで、社会全体で考えるきっかけになればと思っています。

写真も趣向を変えて、普段着で。料理人も割烹着、コックコートを、サービスもスーツを脱いだら人間なんだいうのも伝わればいいなと思って、わざわざお願いしたものです。イイ感じで撮れたと思っています。

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明日は「Human」。

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