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某V箱の『HC』マイクラへの感想

実はこの文章を執筆するまで、ずっと「これを書くべきだったのか?」・「もう終わったことだし、別にいいではないか」という思いがあったけど、やっぱり言いたいことを言わないと気がすまないし、こっちも別にひどく批判するつもりではなく、あくまで自分の思ったことを言いたいだけだから、流石にこれくらいの感想は許されると思われたい

というわけで、さっきの言った通り、この文章は「誰かが間違えた」とかそういうのを決めるつもりはなく、単に自分の感想を述べるだけで、こっちもなるべくきつくない言い方でこれを書くつもりです。

タイトル自体もなるべくエゴサされないようにしてるし、多分何も知らない人ならこのタイトルを見ても何を言ってるのかわからないはず、というくらいの配慮してます。

それでも内容はネガティブだから、どうしても自分の推しや推してる箱が批判されるのを見たくない人は、今すぐページを閉じてください。

あとは、気になる人がいるかもしれないから、先に言っておきます。
この文章は基本敬称略で、ねねちを「ねね」だけで呼ぶとちょっと読みづらいから「桃鈴」で呼びます。





先日まで行われた兎田ぺこらが主催する大型マイクラ企画『ホロ鯖ハードコアマイクラ』は無事に終了しました、このイベントに参加したホロメンが多く、いろんな面白いことやハプニングがあって、普段あまり交流してないメンバーたちのやり取りも見れるため、楽しめる人にとってはとても楽しかったイベントだと思う。

……が、ただ、とあることっていうか仕様のせいで、終始楽しめなかったり、疑問を抱いたり、納得できなかったりする人もいた。

それは、「ハードコア」の銘を打ったのに、ほぼ最後まで復活しまくってたことです。

残念ながら、自分もその納得できなかった一人であるため、ぶっちゃけすごくモヤモヤしてた。



ハードコアとは

まずはゲームに詳しくない人のためにハードコアを説明してみようか、大雑把にいうと、「残機なし・セーブなしにゲームをクリアすること」です。

このルールはディアブロのような見下ろし型のARPGには大体実装されてて、該当キャラが一回死亡したら永遠に使えなくなり、装備もアイテムも全部消えて何もかも最初からやり直す、と言えばわかりやすいと思う。

そのため、このルールは極めて難しく、ミスが許されない上に、一部のゲームはネット回線にも影響されるため、まずカジュアル勢には絶対に向かないと言っても過言ではないほどの、玄人やドM御用達の仕様です。

しかし、すべてのゲームにもこのルール(あるいはゲームモード)を実装してるわけではないため、そういうのゲームでハードコアをやりたい人はいわゆるローカルルールを作って縛りプレイを行う。
もちろん、こういうルールは公式が作ったわけではないから、細かいところは人それぞれだけど、それでもノーミス・ノーデス・ノーセーブというハードコアの根幹は絶対に変わらないです。

で、ここまで言えばなぜ今回のホロ鯖ハードコアマイクラは一部の人には不評だったのか、すでに気付いた人もいるでしょう。



事件の経過

では、なぜあの企画はハードコアの銘を打ったのに、みんなも当たり前のように復活してたのかというと、元々ぺこらは最初から復活ありと匂わせたとはいえ、一応始まった時点では「復活なし」のままだったけど、桃鈴ねねが開始の一時間か二時間後に自らマグマに飛び込んで死亡したことはすべての発端です。

流石に開始の二時間後にすぐ死人が出るとは思わなかったし、このまま桃鈴を退場させたら桃鈴の視聴者も実質この企画を楽しめないからか、最終的にぺこらは無条件で桃鈴を復活させた

ぺこらの配慮は理解できなくもないけど、当然ながらこの時点ですでにハードコアではないと言われても、当たり前といえば当たり前です。

ただ、ここで桃鈴を無条件で復活したことで、すぐ別の問題が生まれた
それは、他のホロメンが死んだら、桃鈴のように復活させるべきかどうかです。
復活させたらこの企画はどんどん「ハードコア」からズレるし、復活させないと不公平となり、それはそれで炎上するに間違いない。

結果的に二日目から「ダイヤ7つを消費することで復活できる」・「復活は一人につき一回だけ」・「復活できるかどうかは他のホロメンによる復活裁判で決める」など、急遽ルールを変更した。
この時点ではぺこら本人はまだ復活させることに抵抗感があったようで、「あまり復活しすぎると面白くないから」という発言もした。

しかし、面白いかどうかはさておき、この復活裁判ももう一つの問題を生み出した。
裁判自体は時間かかるから一人や二人ならともかく、4日目に8人も死んだから、真面目に全員の裁判を行うと、マイクラをやるところではなくなる。
しかもずっとこの裁判をやると、裁判員たちのネタも流石に尽きるから、最終的にこの復活裁判は廃止されたが、復活自体は「最終日のみ復活できない」という仕様に変更した。

ここまで来るとみんなはもう理解したはず、企画自体が面白いかどうかはさておき、これはハードコアではなく、ただ一般の集団エンドラ討伐コラボです。



問題点

この部分はあくまで「自分の感想」・「Youtubeの切り抜き動画のコメント」・「Twitterでの特定なキーワードによるツイート」に基づいて書いたものです。
そのため、ほぼ全部も俺の個人的解釈と主観で、俺は他のファンや視聴者の代表者ではないから、単に「こういうこともあるかもしれない」という気持ちでこの部分を読んでいただけると幸いです。


桃鈴ねね

まぁ、問題を生み出した張本人とも言えるから。

まずこれは切り抜き動画のコメントからの抜粋だけど、一回目の死亡は地形が悪いや他の不可抗力の原因ではないし、本人はマグマを目視したにも関わらず、自らマグマに突っ込んだ上、真っ先に自分の死をあくあのせいにしたから、もはや同情する余地のない死に方であるため、ハードコアなら彼女を復活させるべきではなかった。

一回目の復活ですでに批判の嵐に晒されたのに、まさか3日目でスバルと自爆して死ぬとは、流石にひどいと思った。(首謀者はスバルとはいえ、これもぺこらのせいにしようとしてた)

ぶっちゃけここで復活をやめたら、彼女に対して不満を持った人たちも多分それ以上何も言わないようにするけど、Twitterからの情報によると本人は復活裁判をやりたいから自爆したと言ったようで、最終的に彼女は3回も復活した。(一人につき一回はどこに行った?)

あとはポルカは一回目の死で、未練があったものの、一応ハードコアのルールを守ろうとしてたけど、それもDiscordで桃鈴との連絡で復活を決めてた。

正直にいうと、この人は今回のハードコアにおける一番の問題児だった。


兎田ぺこら

個人的にGMなのに全然中立ではなくルールも変えすぎ、7日間しかないイベントなのに、4日目までルールの変更があり、復活の仕様も条件もぶっちゃけ本人の気まぐれというのは一番問題だった。

そもそも本人は3期生の『ほぼハードコア』コラボに参加してたから、「ドラゴンボールにハマったからダイヤ7つで復活」という仕様はハードコアでは無理だとわかってるはず、それでもやりたければハードコアじゃなければいいし、っていうか3期生のコラボと同じルールで残機制にすればよかったのに。

多分みんなも思ったより早死にしてて、あのままだとエンドラ討伐の人数が足りなくなると懸念したから、仕方がなくその場で穴だらけの復活ルールを導入したじゃないかと思う。

復活裁判が面白いかどうかはさておき、裁判員は実質復活を否決することができず、裁判自体はエンタメ以外の意味がなかった。
(※要はただの茶番、当事者にとってこれで十分ということは理解してるが、それでも面白くないというツイートは割とあります。)


その他

桃鈴の一回目の復活で、復活は一人につき一回というルールが導入されたけど、それでもポルカのようにハードコアのルールを守りたいと明言したメンバーがいるから、「自分がハードコアをやってる」という自覚があって、死亡したら自分の意向で復活を拒否するメンバーがいることを期待されてたが、結局そうしたのはラミィのみだった

個人的に一番失望したのはあくあの復活です。
理由は彼女はガチゲーマーの一人で、しかもFPS・対戦ゲームをやってるから、絶対にルールを守る方だと思ってたが、結局普通に復活した。

あくあはSAOが好きで有名だから、正直にいうとその復活を聞いて、真っ先に思いついた言葉は「チーターやん!」だった。
もちろん、これは自分が勝手に期待しただけというのはわかってるけど、やっぱりApexでソロマスを達成した彼女が玄人向けのゲームモードであるハードコアのルールを守って欲しかった

はっきりいうと、自分はあくあとポルカの復活で、熱が完全に冷めたと言っても過言ではないのです。



賛成派の意見

『問題点』と同様、この部分もネットで見た一部の感想や意見であるため、あくまで「そういう考えもあるんだ」という気持ちで読んでください。

・ぺこらは最初から復活を匂わせたからとっさに導入したルールではない。
・企画の目的は普段繋がりのないホロメンたちに交流の場を設ける。
・ぶっちゃけガチゲーマーのホロメンはそんなにいないから、最初からガッチガチのハードコアを期待してない。
・エンタメだから。
・面白いからよし!
・配信を見て楽しければいい。
・配信してる本人が楽しければいい。

基本こんな感じでした。


実は自分がこの文章を書くきっかけも、とある切り抜き動画に「ぺこらは最初から復活を匂わせたから、企画の説明くらいは見ろ!説明も見てないくせに批判するやつはただのアンチだわ」というコメントがあったから。

言ってることは間違ってないかもしれないけど、正直にいうと箱推しじゃなく、しかも他の箱も見てるし、普段出勤する必要がある人にとって、推しでもないさほどに興味のない配信を見る人はそんなにいないじゃないかと思う。

そもそも四日目に「復活裁判は廃止」と宣言した数時間後にも「明日の復活裁判は楽しみだ」を言う人もいたから、つまり賛成派だって全員も毎日ぺこらのニュース枠を見てるわけではなかった。

結局これは「家電を使う前にまず説明書を読め」みたいなもんで、それだけでアンチ呼ばわりはどうかと思う。

それに説明枠を見ようと見まいと関係なく、復活がある時点でハードコアではないということは変わらないです。


もちろん、こういう企画はホロメンたちの交流がメインで、多分ホロメンにプロ並みのプレイを求める人もあまりいないし、配信が面白く、配信者も視聴者も楽しければいいというのは全部理解してる

だからこそ、「最初からハードコアにする必要がなくない?」という答えに収束する。

しかも復活の仕様も段々雑となり、ぶっちゃけ4日目以降は「どうせ復活するでしょう」という雰囲気が漂ってて、最終日以外は基本ただの普通のマイクラだった。

それに他の人はともかく、流石に3回も死んだ人は遠慮すべきではないかと思ってた。


不満を持つ人はあまりにも「ハードコア」というものに拘りすぎではないかと思う人がいるかもしれないけど、まずさっきも言ってた、ハードコアとは元々玄人向けのルールで、誰も適当にやればクリアできるものではないからこそ、その価値がある

それに作品を問わず、ハードコアというルールをやってる他のVtuber・Youtuber・配信者は大勢いる。

例えば、Twitterの情報によるとぶいすぽもハードコアのマイクラをやってたけど、あっちはなんと参加者の一人が死ぬと、ワールド自体がリセットされるという過酷な仕様にしてた。
果たして今回のホロ鯖ハードコアマイクラを上記のぶいすぽのハードコアとは全く同じものと言ってもいいだろうか


もちろん、これもただ自分の感想だけど、「かわいいは正義」・「エンタメの為の、致し方ない犠牲だ」と言っても限度がある、かわいいから全くルールを守らなくてもいいわけでもなければ、エンタメのためならルールは即座に変えていいはずがない。

ぶっちゃけこの辺りは自分も断言できないけど、他所の大型企画だと、よっぽどの問題ではなければ、例えルールに不備があっても、修正は次の企画でやることが多いはず。
それは即座に変えると、知らない参加者もいて、かえって混乱を招くから。

それに、7日間しかないイベントなのにルールは4日目まで変えられて、それを臨機応変と呼ぶ人がいるけど、自分は二転三転だと思った。

っていうか、『ほぼハードコア』の時に、あの潤羽るしあですらちゃんとルールを守ってたような気が…



後書き

まぁ、正直にいうと言いたいことは全部言ったというわけではないけど、流石に延々と同じことを言っても意味がないから、最後はどうしても伝えたいことを言って、この文章を終わらせようか。

まずこれは『ホロドロケイ』の時に全然思ってなかったのに、何故か今回の『ホロ鯖ハードコアマイクラ』ではどこかに義務でマイクラをやってるような感じがある、これはTwitterにも似たような感想を言った人がいるから、多分この気持ちは自分だけではなかった。

この一週間に7割以上のホロメンは毎日もマイクラの配信しかしなかったから、はっきりいうと食傷気味になってしまう
フブキとフレアがずっとマイクラ以外の配信を行ってくれて、本当に助かった。

あとはTwitterで「デフォルトアイコンの新しい垢で批判するやつは全部アンチ」というツイートを見たけど、たまにそういう垢で批判する人は過去のホロマイクラのコラボに詳しすぎるから、ぶっちゃけその一部はホロリスだけど、本垢では厳しく批判できないから敢えて捨て垢を作って愚痴っただけだという可能性もあるかもしれない。


とりあえず、今回の文章は俺が愚痴りたいだけで、別に自分の考えたことは全部正しいとか思ってないし、自分も自分なりにみんなが傷つかないように言葉を選んでた。

内容が内容なので、実はコメントの機能をオフにするべきだと思うけど、俺は有料メンバーではないからその機能を使えない。
そのため、この文章にコメントがあっても見ないし返事もしません

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