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Crusader Kings 3 初心者講座③ - 管理編(シーズン2まで)

最終更新日
・2023年11月

前回はこちらです。


先代の当主が死んで、政権が次世代に移行する途端に、兄弟や有力な家臣がいきなり謀反を起こし、しかも最後通牒まで大体1年しかないため、せっかく頑張って広げた領土が一気になくなって、ゲームオーバーになったり萎えたりするのはみんなにも経験したことがあると思うが、今回はこれについて話します。



反乱の理由

好感度が足りないという一言に尽きる。
このゲームの好感度はキャラに依存してるので、前の当主が死んだら好感度は実質リセットされるようなものなので、力を持つ家臣は当然反乱を起こす。

簡単にいうと、好感度のベース値は性格や地位などに影響されてて、そこからイベントなどで「バフをかける」という感じで上がるけど、世代交代したらバフが全部消えてしまうから、また最初からやり直すことになる。

で、世代交代の際に、新しい当主には絶対に「短い治世」というデバフがあって、それですべての家臣の好感度がー20のため、まず新しい当主に対する好感度は誰もマイナスになるのは大体このデバフのせいです。

世代交代の際に、評議会のメンバーは一回解散されるので、評議会の座を望む有力な家臣は必ず好感度がマイナスになる。
大体の場合は、評議会に入れたら好感度はすぐ回復するけど、上記の短い治世のせいで、それでもマイナスのままという時もある。

特に好感度にネガティブの影響がある性格を持ってる新しい当主だと、世代交代の際に対策を全部打ってもマイナスのままというのはおかしくない。


領土の広さ

序盤では有力な家臣の数が少ないから、とりあえず全員評議会に入れればなんとかなることが多いけど、領地を広げると有力な家臣も増え、評議会には4つの座しかないから、徐々に抑えきれなくなるという問題が発生するのは当たり前です。
経験上、王国タイトルは2-3個を保有してるけど、帝国タイトルはまだ作れない頃が一番厳しいと思う。

そもそも、有力な家臣は基本兵力の多少で定義するから、同じ公爵タイトルを持つ家臣が20人もいれば、理論上この20人の兵力差も大体同じなので、当然全員も有力な家臣になる。
そうなると、4人を評議会に入れても、他の16人は評議会に入れないままだから、もしこの16人にも叛意があれば、そりゃ国は滅ぼされる。

そのため、実は当主が大量な王国タイトルを保有するのは得策ではない。


反乱の種類

基本的に2つがある。

まずは「タイトルを求める」。
有力な家臣が王位を要求することもあれば、単に新しい当主が有力な家臣たちとの好感度が低いから、有力な家臣たちは好感度の高い王位継承者を国王にしようとするだけという場合もある。
もし、いくつの王国タイトルを保有してる場合は、その一つの王国タイトルを奪い、そのまま独立しようとする時もある。

どの道、相手が求めてるのはタイトルであるため、もしプレイヤーがこれを応じると、領土を失うか、タイトルのランクが一個落ちるということになる。
そのため、これだけは力ずくでも阻止するべきだ。

次は「解放を求める」。
簡単にという、今の国の制度レベルを1個落とす、特にレベル3以上だと家臣間の戦争は禁止されるため、制度がレベル3以上になると必ず起きるとも言える反乱です。

まぁ、国内の公爵の領地がめちゃくちゃになるとイライラする人にとってレベル3は基本の基本なので、なるべく抑えたいけど、実はタイトルを剥がせるレベル2さえあれば、大体の問題はなんとかなる。
っというか、自分の政権を安定にするために、わざと家臣たちに戦わせても別に悪くない、あいつらは勝手に戦って死んだり兵力が減ったりするからな。

要注意なのは、この場合はあくまで制度レベルを1個落とすことを求めてるだけなので、プレイヤーがこれを応じても領地が減らないから、優先度が低い。


対処法

上記にも言ってたけど、反乱の理由は基本好感度の問題なので、当然好感度をあげるのは一番簡単な方法です。


評議会

有力な家臣を評議会に入れるのは当然だが、ここは能力値ではなく、兵力がもっとも多い4人を入れるべきだ。
理由として、叛意のある家臣がいても、その派閥の兵士数が危険値まで上がらないと最後通牒が来ないから、兵力の多い家臣の機嫌だけを取ればなんとかなるという場合が多い。

家臣を懐柔するのはもちろんだけど、これは一回に一人、しかも最低でも12ヶ月かかるから、すでに最後通牒を送れる場合には意味がない。
家臣にお金をあげることもできるけど、これも外交特化ライフスタイルの当主にしか意味のない行為の上に、結構お金かかるから、大勢の家臣にお金をぶっぱできる時はすでに帝国レベルだ。


宴会

宴会は5年に1回行える行事で、連続数回のイベントを起こして家臣たちの好感度を上げることができる、しかも最後のイベントは必ず参加者全員の好感度を+20にするので、世代交代→評議会→宴会というのは定番です。

しかし、費用はタイトルのランクに依存してて、公爵以降は確実に100ゴールド以上なので、予めにある程度のお金を貯める必要がある。


強力なフック

宴会のイベントで、稀に人が事故で殺されたりする、これでフックを貰えるし、実際家臣たちは先代の頃から知らないうちにやばいことをやった可能性もあるから、Spymasterに自国の秘密を探らせると、有力な家臣のフックを取れるかもしれない。

一般的なフックには意味がないけど、(女性領主の)不倫や殺人だと強力なフックになる。
強力なフックには期限がなく、対象が死ぬまで続くフックである上、有力な家臣にこのフックがあると強制的に反乱できなくなる
そのため、好感度に関係なく、とりあえず強力なフックであれば、有力な家臣にブラックメールを送るべきだ。

ただ、秘密がバレるとフックが消えるため、たまに他国のSpymasterにやられる。なので、フックが有効する間になるべく該当する家臣の好感度を上げるべき。


恐怖政治

武術と謀略ライフスタイルの当主でしか使えない方法、とりあえず合法的な方法で大量の人を殺し、当主の恐怖値を上げる。
恐怖値がある程度に貯まると、家臣たちは恐怖で反乱できなくなる、効果は強力なフックと大体同じ。

ただ、恐怖値の下がり自体は結構速く、恐怖値を上げる手段も限られるから、王朝とライフスタイルのバフはほぼ必須。

基本的に性格がくっそ悪く、好感度を上げるには無理な当主向けの方法なので、恐怖政治を行う際に、有力な家臣を暗殺すればいい、家臣が死ぬと領地は前回の文章で解説した方法で継承を行うから、新しい当主の力は当然弱まるし、元服前だとそもそも参政できないため、一時的に有力な家臣を減らすという意味もする。


同盟

有力な家臣と同盟すれば、その家臣も反乱しなくなる、しかし、これは自分の子供に段階の下がった婚姻をさせるという意味で、キリスト教の地域だとすごくもったいない。
ただ側室制度のある文化であれば、子供はいらないほどいるから、ほぼノーコストで家臣の反乱を抑えられる方法とも言える。

特に仕様上、氏族制だと当主の子供を有力な家臣の子供に嫁ぐのはほぼ必須です。


戦争

上記の方法ではどうしようもない時に残された選択肢、正直にいうと個人的にあまりおすすめをしない。

理由は戦争の仕様上、反乱者は国内に散らばってて、一般の侵略戦争のように目標となる領地と相手の首都を落とせば終わるということができなく、ガチで反乱者の軍隊を潰す必要があるため、まず時間がかかる

それに、相手が最後通牒を送れる時点で軍勢はすでにこっちより上回ったから、もし強力な同盟がいなれば、正規軍だけでこの戦争を勝つことが前提となる。

戦後の処理もめんどくさく、参加者が親族の場合は処刑できないし、10年間反乱できなくなるだけで、その間に全員の好感度を上げないと結局繰り返すから、はっきりいうと好感度を上げようがないほどのクズが当主になって、こっちは嫌でもやるしかないという状況でしか使わない方法です。


まとめ

どんな方法を使っても、結果的に好感度がすべてなので、宴会は必須、そのためのお金も必須。
お金は宴会やギフトだけじゃなく、傭兵を雇って一時的に最後通牒となる限界値を上げることもできる。

そのため、先代がそろそろ死ぬ頃は一旦戦争をやめて、ある程度のお金を確保するのは基本です、特に戦争中の世代交代は絶対に大変なことになるから避けるべきです。

あとはRPや拘りがなければ、性格の悪い嫡男は廃嫡すべき。
冗談抜きで、聖人のような性格の人が世代交代の時点ですでに全員の好感度がプラスで、評議会に入れた家臣が最初から好感度100という時もあれば、どクズが当主になって、評議会に家臣を入れても好感度が-100のままという時もある、こういうやつはボディガードがいても20年内に暗殺される可能性が高いから、なるべく早めに世代交代の準備をするべきです。

バージョン1.9以降、ベースゲームのシステムが大幅に変更されたため、特に理由がなければ、一門スキルの「宴会と狩りのコストを30%緩和する」は早めに取るべきです。


まぁ、CK3の攻略は大体こんな感じかな、ぶっちゃけこの3つの文章のことを理解すればアイアンマンモードでもクリアできると思う。
このゲームの他のこともいろいろ語りたいけど、そうすると切りがないから自重します。


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