【写真館348】緑のなかを走り抜けてく
今日の一枚はこちらです。
先日、東京へ行きました。なんとなく思いついて新宿駅で降りて、うろうろしていたのです。が、想像以上に濃い密度を持つ人混みで、右往左往。何を撮ることもできず、とりあえず名古屋に帰ろうとＪＲの駅へ向けて歩いていた時、撮ったのがこちらの写真です。
人の多いところが苦手です。そもそも要領が悪いため、人並みに流されやすく、そのなかで「こっちへ行くのだ！」という意思を発動しようとすると超パワーが必要になります。それがちょっと苦手で。
また、背も低いので人の背中しか見えない光景というのは、なかなかに強い圧迫感を与えてくれて。
そうであっても、フツーの都市であれば、ふと空を見て息をつくなんてこともできるのですが、そこは新宿、空へ向かう光景さえもごちゃごちゃと混んでいて。
ビルビルビル雲ビルビル雲ビル 緑 ビルビル 緑 雲 ビルビル
そんな短歌さえ歌ってしまいそうな光景が目の前に広がっているのです。ここで生きていくには相当胆力がないといけないのだろうなと、基本ぽやぽやとして、５～６本ネジが足りないと言われている私は早々に退散したのでした。
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