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【雑記30】2022年振り返り②

2022年もあと1日。
ざっくり振り返るには
ちょうどいい残り具合。
なので、ふわふわっと顧みようと思います。

駄菓子菓子。

ワタクシったら
1月から10月までの記憶が
ほぼございません
ですことよ。ホホホ。

えぇ、その期間は
はっきりきっぱり書店員で。
毎日、何百冊単位のコミックを相手に
ワンオペで全力疾走しておりましたとさ。

以上。

で、終わるのもいかがなモノかと思うので(笑)
記憶のある、11月12月に考えたことなと
書いてみたいと思います。

■仕事を辞めました

10月末日付で、
約2年間勤めた書店を辞めました。

ずっと講師業をしていた私が
人生で初めて、接客業に就き
複数の人と一緒に働くことをしたのが
あのお店でした。

端的に楽しかったです。

どの経験も新鮮でしたし
何より、問答無用で
大好きな本に触れられるのは
幸せ以外の何物でもありませんでしたし。
私は本当に書店員を楽しんでいました。

でも、だからこそ。
私は頑張り過ぎてしまったんです

どちらかと言うと
完璧主義な気があるのに
毎日、仕事残しが降り積もり
いつしか「ま、いっか」が
口癖になってたこと。

時間を自分で差配できないことに
ものっそいストレスを感じるのに
見ないフリをしたこと。

誰かに助けてほしかったのに
誰にも「助けて」が言えなかったこと。

とりあえず、
こういったこと全部に蓋をして
全力疾走するなかで
少しずつ壊れていった私のメンタルは
8月にあった、会社からのとある通達で
ついに限界を突破したのでした。

■辞めてから知ったこと

でも、じつは
自分のメンタルが壊れていることを
明確に自覚したのは、店を辞めてからです。

あれほど好きだった「書店」という場所に
15分以上滞在できなくなってること。
コミックや小説など
情感を揺らすものを殆ど読めないこと。
あれほどワーカホリックだった私が
「休むこと」に対して
まったく罪悪感を感じないこと。

何かができなくなってたり
感じなくなったりしてることが
露わになるたび
「あ~私、ぶっ壊れてるなぁ」と気付き
泣き笑いみたいな顔をしていました。

うん。

私、頑張り過ぎちゃったんだなと。
楽しくて仕方ない!に目が眩んで
キャパを超えてることに
気づかぬ振りして
結果、壊れたんだなと。

しんどくて、かなしくて、つらくて
くやしくて、助けてほしくて。
書店員だった時の自分に思いを馳せ
ちゃんと泣けたのは
辞めてから一月以上経ってからでした。

■休むというお仕事

辞めてから
2か月が経とうとしています。

今はとにかく「生き延びること」。

2年以上かけて、
希死念慮へ到達する程度に
ぶっ壊れたモノは
たぶん、それ以上の時間をかけないと
修復には至らないと思うのです。
なので、今はムリをせず、
したいことだけをして過ごしています。

そのなかで
やってみようかなと思うことも出てきました。
その実現に向けて
人に頼ることも少しずつ覚えています。
あれほど
自力で何とかすることに固執していた私が
ムリなく人に頼れてることに気付いたとき
ちょっとだけ誇らしい気持ちになったです。

そんな風にゆっくりゆるやかに
きっと時間薬が傷を癒してくれる。
それを信じて
「休む」というお仕事を
当分は続けようと思っています。

■私らしい働き方

おそらく、今後
誰かと一緒に働くことはしないと思います。
自分の能力で切り開いていく
そういう以前のスタイルに戻る、というか。
それが自分にとっての最適解なのだと
今回の退職で思い知ったのです。

でも。

誰かに頼ること、
頑張り過ぎないこと、
しんどいときはちゃんと休むこと。

それらは今後何をするにせよ、
肝に銘じておこうと思ってます。
未来よりも過去のが長くなった今
呑気に笑っていられる生き方を
働き方含めて、模索しないとなぁと思いますし。
できるなら、最期の瞬間は
笑っていたいですし。

そんな感じで2023年は
のほのほと私のペースで
時々休んだりもしながら。
とてとてと歩いて行こうと思います。

2022年、ありがとう。
2023年、よろしくね。

みなさまもどうか健やかに…

#2022年のわたしと仕事

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